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ロータスの風洞を建設

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ロータスも自前の風洞施設を建設(写真はロータスが今期マシンの製造時に行なった風洞実験の様子)。

ロータス・レーシングは、イギリスのヒンガムに専用の風洞施設を建設し、来期のマシンをデザインに利用することを発表した。

この施設はロータス・レーシングと、2011年にGP2に参加するチームエア・アジアが利用する。

◆マイク・ガスコイン(ロータスのレーシング技術部門責任者)
「F1で、高いレベルの競争をするには、我々の管轄下の元、同じ現場でマシンの製造、デザイン、テスト、および開発を同じ方向性を持って行うことが重要だ。今回の風洞施設に関するアナウンスは、我々二つのチームの長期的な成功のために与えられるものであり、我々が、できる限り早くグリッドのトップで競争をしたいという気持ちがいかに真剣なものかを示す重要な意思表示となった」。

「我々は、今シーズンでチームを急成長させることができた。次のステップを踏むための必要なものはもすでに持っているが、予算を有効に使うことも重要なことだ。風洞施設への投資は、社内のCFD施設と並び、このスポーツにおけるデザイン、製造プロセス、そして最も重要な、完全なコントロールというものを確立するための最も主要な要素であり、この種の投資をすることはチームのためには非常に有益で、チームの明るい未来を確実に示すものでもある」。

◆トニー・フェルナンデス(ロータス・レーシング代表)
「丁度1年以上前、ヒンガムの工場と、ドイツのケルンには今年のマシンをデザインするチームの4人、そして、イタリアには空力のプログラムを担当する3番目のチームがいたんだ。我々は非常に厳しい仕事をしていて、その時は、我々を助けるために到着してくれた人々らに感謝をしたいという気持ちだた。今日の発表は、ロータス・レーシングと、チーム・エア・アジアが両方の開発における重要なステップを踏むことに、いかに真剣かということを示しているものだ。2つのチームにとってぴったりのホームになるだけではなく、株主のDine、NAZA、そして私は、我々のベースがさらに強化されることが分かっている。未来の才能が世界中から集まり、彼らの夢と共に最高レベルの舞台で戦うことになる。いつか近い将来、我々のF1のマシン、そしてGP2のマシンがマレーシア、ヨーロッパ、そして東南アジアなど、世界中の人々によって製造され、そのマシンがフィニッシュラインを越えるところを見ることになるだろう。我々にとってそれはエキサイティングな時間だ。夢は日に日に大きくなっている」。

【Atusi Kitami】
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