デ・ラ・ロサ、ポール・リカールでピレリのタイヤをテスト
2011年からF1にタイヤを供給するピレリのタイヤテストを担当するペドロ・デ・ラ・ロサは、フランスのポール・リカール・サーキットでタイヤテストを行なった。
今回のテストでデ・ラ・ロサは、ソフトタイヤとスーパーソフトタイヤを履いて、それぞれショートランとロングランを試し、湿った路面のサーキットを315周、約1,118kmを走破した。
◆ペドロ・デ・ラ・ロサ
「今まで行ってきたピレリのテストで、今回が一番生産的だったんじゃないかな。ショートとロングランのどちらでもタイムは一貫していたから、どちらのタイヤもすぐに作動温度領域に達することができるということだね。マシンとタイヤの相性はパーフェクトで、1,000km以上走破することができたし、タイヤ開発プログラムにおける重要なステップを踏み出すことができたよ」。
◆ポール・ヘンベリー(ピレリ・モータースポーツ・ディレクター)
「今回もペドロの知識とフィードバックが、アブダビに持ち込むタイヤの完成度を高める貴重な情報を提供してくれた。来週、ポール・リカール行なうテストでは、ウェットとインターミディエイト(ウェットとドライの中間のタイヤ)のプログラムの仕上げを行なう。ヨーロッパのテストは今月末で終了する」。