F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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新生鈴鹿はここが違う

鈴鹿サーキットは、200億円をかけて改修工事が行なれた。主な改修個所は、グランドスタンドとピット&パドック。屋根を広げ、背を高くしたグランドスタンドの正面のピットビルは、これまでの2階建てから3階建てに生まれ変わり、スタンド側とパドックエリアを結ぶ地下道には、エスカレーターとエレベーターが装備された。

コースレイアウトは、F1を統括するバーニー・エクレストンから「絶対にいじるな」とのお達し(?)があったことから、今回の改修工事では、東コースの路面再舗装と安全面が見直されただけに留まった。パドックを囲む形のコースの東側部分には、コースの内側と外側にサービスロードが増設され、緊急時や報道関係者の移動が考慮されている。

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全長300m。

◆全長300m以上のピットビル
グランドスタンドに座ると目に飛び込んでくるピットビル。1階は言うまでもなく、レース中のチームが作業をするピット・エリア。ピットは三階建ての”ピットビル”と呼ばれる。

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左が観客席、右がピットビル。一番手前に、メディカルセンターがある。

向って一番右、最終コーナー寄りのコントロールタワーから、1コーナー寄りの端までは東京タワーとほぼ同じ300m以上の横長。これまでのピットより100mほど長い。1階がピット作業を行なうガレージスペースが用意され、2階にはVIPルームやプレスルームなどが並んでいる。VIPルームには、「ハマークラスまでなら搬入可能」で、鈴鹿サーキットでは、新車発表会などでも活用してほしいとしている。

また、これまで1コーナー寄りにあったレスキュールームは、最終コーナー寄りに移動、ヘリポートも隣接して装備されている。

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画面下にあった”山田池”が埋め立てられ、パドックは1.2倍に広がった。

◆広いパドック
パドックは、旧コースの1.2倍に拡張された。広げられたパドック部分にあった、通称”山田池”という調整池は、地元の理解を得て埋め立て、ピットビルが拡大して狭まった分を差し引いても、1.2倍の広さとなった。

パドックには、F1GP時にレンタルされるパドックハウスのモデルが建てられている。

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飛び出しても戻れる。安心感が白熱のバトルを呼ぶ?

◆1コーナーのランオフエリア
下りのストレートの先、高速で進入する第一コーナー外側のエスケープゾーンが一部舗装された。これは、コースアウトしたクルマが砂にスタックしてレースに戻れないことを防ぐため。この部分が追加されたことでドライバーの安心感に寄与して心理状況が変化することから、レース展開にも変化が起きるかもしれない。

【STINGER / Yamaguchi Masami

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