ディフューザー問題決着!!
14日に行なわれたFIA国際控訴裁判所判決で、ルノーの訴えが却下され、訴えられていたブロウン、トヨタ、ウィリアムズのマシンが合法無罪が決まった。
TMG(トヨタモータースポーツ有限会社)はこれを受け、「我々の車のリアディフューザーに関するオーストラリアグランプリ大会審査委員会の決定が、FIA国際控訴裁判所から支持され喜んでいる」と、以下の声明を発表した。
「一貫して主張してきたように、我がチームは2009年の新レギュレーションを正しく解釈するために、一言一句、正確に詳細に検討した。また、我々の技術レギュレーションの解釈が正しいことを確認する為に、FIAへの相談も充分に行なってきた。それ故、我々の車のデザインが、最初にオーストラリアとマレーシアの大会審査委員会によって、後にFIA国際控訴裁判所によって合法と確認されるだろうと確信していた」。
山科忠TMG会長兼チーム代表は、以下のようにコメントした。「私はFIA国際控訴裁判所がこの判決を下すと確信していたし、満足している。開発途中でFIAに相談しながら、正確に詳細に技術レギュレーションを検討してきたので、我々の車が合法であることに全く疑う余地がなかったことを強調しておきたい。今回はF1にとって試練の期間であったが、この問題が終結して嬉しい。これでエキサイティングなレース活動に集中できる」。
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