チャップマン家、ロータス・ルノー側を支持
チャップマンは、チーム・ロータスの名称を使って欲しくなかったことを明言。
来年、F1に2つのロータスが存在することについて、ロータスの創始者、コリン・チャップマンの息子で、オリジナルのチーム・ロータスのクライブ・チャップマンは、ロータス・ルノーGP側を支持する声明を発表した。
「チャップマン家としては、グループ・ロータス(ロータス・ルノーGPのタイトル・スポンサー)のエキサイティングな活動に感銘を受けている。トニー・フェルナンデスの率いるロータス・レーシング(現チーム・ロータス)の今年の活躍に感動し、チーム・ロータスへの歴史に対する敬意には感謝している。しかし、彼らがロータス名称使用権は終了し、状況が変わった」。
「2010年、チャップマン家は、チーム・ロータスの名称を使用することを望んでいないという意思を明らかにしてきたし、実際にそういった保証もされていた。チーム・ロータスというアイデンティティは、コリン・チャップマンのモーター・レーシングを象徴するもので、チャップマン家によって保存し、オリジナルのチーム・ロータス内で運用してきた」。
「コリン・チャップマンの時代のやり方を継続するという点では、グループ・ロータスがチーム・ロータスと提携することはありがたいし、適切だ。チャップマン家は、グループ・ロータスを支持し続けることを楽しみにしている。これこそがコリンとへーゼル・チャップマンが生み出したロータスなのだ」。