アダム・パー、「マルドナドはペイ・ドライバーじゃない」
マルドナドを選んだ理由は、純粋なパフォーマンスの高さであると語るパーCEO。
AT&T・ウィリアムズのCEOを務めるアダム・パーは、今年からルーベンス・バリチェロのチームメイトになるパストール・マルドナドがペイ・ドライバー※だという報道を否定した。
マルドナドがペイ・ドライバーだという報道についてパーCEOは、「そう言われることは不快だ。我々は、F1で戦う準備ができていなかったり、結果が出せない可能性のあるドライバーを起用したことは一度もない。彼はとても優秀だ。私たちとともに働いているフリーのコーチもパストールが2人のニコ(ロズベルグとフルケンベルグ)と同じ実力があると言っている。彼は若くて有望だし、契約も1年ではなく長期的なものを考えている。ドライバーがスポンサーを持ち込めればさらに良いが、資金は関係ない」とコメント。
マルドナドにシートを明け渡すことになったフルケンベルグについては、「またウィリアムズで走って欲しいと思っている。偉大なドライバーになる要素が備わっているし、彼のプロ意識に感銘を受けた。どこかでシートを見つけて欲しいと思うが、その一方で、彼がチームで走っていて欲しかったとも思っている」と語った。
※ペイ・ドライバー
チームに出資する代わりにマシンに乗せてもらうドライバーのこと。