ドメニカリ、「辞職も考えた」
「これがサッカーなら辞職していた」とドメニカリ。
スクーデリア・フェラーリ・マールボロのステファノ・ドメニカリ代表は、昨シーズン最終戦のアブダビGPでフェルナンド・アロンソのドライバーズ・タイトルを取り逃したことで、チーム代表を辞職することを考えていたことを明らかにした。
「多くの人々が、私をチームのコーチとして捉えていることは知っているが、チーム代表はそれとは別なものだ。これはビジネスであり、競技という側面だけでなく、あらゆる事柄を管理していなくてはならない。私がフェラーリのチーム代表に就いてから2年間、欲しかった結果を出せていないということは、あることを覚悟しなければならない。しかし、F1でチームを立て直すには時間がかかるもので、そういった面からすると、私は会長や株主から素晴らしいサポートを受けている」。
「アブダビGP後、そこでの失敗について考えてみた。残留することが正しいのか分からなかったが、続けることが正解だろうという結論に達した。今の役職に固執しているわけではない。私はチームのことを分かっているし、ここ数ヶ月で準備してきたことを活かすことができるだろう」。