フェラーリ、スタッフの入れ替えを発表
フライがチーフ・エンジニアに就任。
スクーデリア・フェラーリ・マールボロは、クリス・ダイアーの後任としてパット・フライがチーフ・エンジニアに就任したことを発表した。
フライは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスで長年チーフ・エンジニアを務めていたが、2010年からフェラーリに移籍し、同年の7月1日からテクニカル・ディレクターのアルド・コスタの下でアシスタント・テクニカル・ディレクターを務めた。
ダイアーは、昨年、フェラーリがフェルナンド・アロンソのドライバーズ・タイトルを取り逃した最終戦、アブダビGPのレース・エンジニアリング責任者だった。フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ社長は、タイトルを取り逃したことによる主要スタッフの人事異動はないと公言していたものの、チーム代表のステファノ・ドメニカリと話し合い、今回の人事異動が決定した。
今回の人事異動の目的についてフェラーリは、、「サーキットとファクトリーでの作業効率の改善のため」と説明している。なお、ダイアーの職は数日中に発表される予定。