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ザウバー首脳会見

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Q.KERSについて説明してください。
ジェイムス・キー(以下、キー)
非常に重要な変化で、パワーも大きい。いかに効率よく収納するか、設計段階から慎重に配慮した。

Q.このマシンを設計するに当たっての目標は?
キー:
昨年の後半から、順調に開発を進めることができたので、その延長線上で、さらに進化させることを重視した。より安定し、扱いやすいマシンにすることが目標だった。

Q.今年から、カラーリングが変わりましたが?
モニシャ・カルテンボーン(以下、モニシャ)
昨年はチームが変わり、スイスのチームであることを前面にだしていたけれど、今年はより国際的なイメージを追及したということです。

Q.2年前には見送ったKARSを採用することにした理由は?
キー:
2年まえには、適当なシステムがなかったこともふくめ、いろいろと問題が多かった。今年は、重量の面でも20キロと軽くなり、レギュレーション面でKERSを採用したほうが有利だと判断した。

Q.新人のペレスに対して、どんな活躍を期待していますか?
キー:
去年はカムイが1年目で素晴らしい才能を見せ、大きく成長した。セルジオも同じように進歩できるよう、全面的にサポートしてゆくつもりだ。

Q.メキシコ人ドライバーを採用したことについての見解を聞かせてください。
ペーター・ザウバー(以下、ザウバー)
国籍はともかく、セルジオならば仕事をしっかりこなしてくれると判断した。

モニシャ: メキシコで注目されるのはいいことだけれど、F1を目指すドライバーのひとりとして評価し、結論を出したということ。フェラーリのアカデミーで多くを学んだセルジオには、とても期待しているわ。

Q.ペレスの登場は、いずれメキシコGPが復活するきっかけになるでしょうか?
モニシャ:
そうなれば、ビジネスの面で有利なのは確かだけど…。他とのバランスも大事。もちろん、その国にドライバーが走れば、誘致したいという声は上がってくるでしょう。

Q.まずペーターに、予算は去年より増えたかどうかと、ペレスがフェラーリ・アカデミーにいた意義。それからこれはジェイムスにですが、ギヤボックスはフェラーリ製ですか?
キー:
そう、フェラーリのギヤボックスだ。

ザウバー: ふつう予算の話はしないんだが、まあ去年と同じようなものだ。もうひとつの質問については、なんともいえない。

モニシャ: さまざまな機会がえられるし、優秀なドライバーだという裏づけにもなるでしょう。

Q.どんな結果がでれば、いいシーズンだったと言えますか?
ザウバー:
目標についえは、もう言ったとおり、ポイントを獲得すること。リタイヤするレースを減らすことも重要で、コンストラクターズ・ランキングを、できれば大きく引き上げたい。

Q.昨年後半にマシンが進歩させたことが、今年の開発に影響をおよぼした、ということはないのでしょうか?
キー:
そのあたりは、つねに妥協点をどこにもっていくかということだろう。去年は確かにかなり遅くまで2010年型の開発を続けており、一種の賭けだったが、シンガポール以降は安定させ、今年のマシンに力を入れた。新しいマシンについては、周りとの関係がどうなっているか未知数なので、序盤戦は柔軟に対処していきたい。

Q.今年は20戦と、過去最長のシーズンになりますが?
ザウバー:
20レースは限界で、むしろ多すぎるくらいだろう。1戦の価値が5パーセントしかないわけだから。

Q.可動式リヤウイングの採用で、追い越しの場面が増えると思いますか。
キー:
効果はあると思う。ただ、実際にやってみないと、正確なところはわからない。レースの戦術にも影響があるだろう。エンジニアとしては、予選でより多くダウンフォースをかけたいと考えるようになるかもしれない。そのあたりもふくめ、今後の動きを注意深く見守る必要がある。

Q.昨年は信頼性の問題もありましたが、改善の見通しは?
キー:
去年はチームの体制が変わった影響もあった。ザウバーは小さなチームだが、いまでは体制もおちつき、一丸となって戦うことができるようになっている。当然、それが信頼性の向上にもつながるはだ。

Q.今、チームには何人のスタッフがいるのでしょう?
ザウバー:
280人くらいで、去年より約50人増えている。

Q.ダブル・ディフューザーが禁止されたことで、ダウンフォースは何パーセントくらい小さくなるのでしょう。
キー:
簡単に言いきれるほど単純なことではない。開発を続けていくわけだから、おそらくシーズン後半には2010年と同じレベルになっているだろう。

【翻訳:Shigehiro Kondo】 
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