ザウバー+ペレス、まずまずの最速タイム!!
快晴に恵まれたカタルニア・サーキットで、シーズン前最後の合同テストは3日目を迎えた。気温は、昨日同様だったが、快晴のコンディションだった。
最速タイムを記録したのは、小林可夢偉のチームメイトのセルジオ・ペレス。チーム毎にプログラムが違うとはいえ、ここまでの3日間のベストタイムに、テクニカルディレクターのジェイムス・キーも、「ロングランを含む走行で興味深いテストになった」とコメントした。
ちなみに、S.ペレスが燃料の少ない状態で記録した1分22秒761は、去年スペインGPで、小林可夢偉が初めてQ3入りしたときのタイムに匹敵するもの(Q2が1分22秒725、Q3が1分22秒984)であり、今年のレギュレーションが、ダウンフォースの面でも、タイヤの面でも、タイムダウンしていることを加味すれば、ザウバーF1チームとしての進化は明確。あとは、他チームがどれだけ進化しているか、という比較が興味深いところだ。
ロータスとルノーは、午前と午後を二人のドライバーでシェアし、マクラーレンが3日目をスキップしたことで、都合12人がタイムを記録している。
◆バルセロナF1合同テスト3日結果(カッコ内は周回数。☆は午前中担当)
1. ペレス+ザウバー 1分21秒761(95)
2. マッサ+フェラーリ 1分22秒092(132)
3. ウェバー+レッドブル 1分22秒466(97)
4. バリチェロ+ウィリアムズ 1分22秒637(105)
5. シューマッハ+メルセデス 1分22秒892(89)
6. ハイドフェルド+ルノー 1分23秒541(32)
7. コバライネン+ロータス 1分23秒990(40)
8. ペトロフ+ルノー 1分24秒334(108)☆
9. スーティル+Fインディア 1分24秒334(108)
10. アルゲルスアリ+トロロッソ 1分24秒779(107)
11. ドアンブロシオ+ヴァージン 1分27秒336(96)
12. トゥルーリ+ロータス 1分34秒485(6)☆