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ウィリアムズ、コフランの加入を発表

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AT&Tウィリアムズは、元マクラーレンのチーフ・デザイナーのマイク・コフランがチーフ・エンジニアとして6月からチームに加わることを発表した。

コフランは1985年にロータスでF1のキャリアをスタートし、2002年にマクラーレンに移籍するまでに、ティレル、フェラーリのデザイナーとして活躍したが、2007年に起きたスパイゲートにより、F1を離れていた。

その後は、オセロット社の兵士輸送車両の開発に携わり、NASCARのマイケル・ウォルトリップ・レーシングでも活躍した。

◆フランク・ウィリアムズ
「マイク・コフランは、民生と国防エンジニアリングにおける幅広い経験を持つ優秀なエンジニアだ。彼は、2007年に起こした自らの間違いを認め、後悔し、F1から去った。マイクは2年間のF1追放処分を終え、彼はふたたびその能力を発揮するために決心した。ウィリアムズは、彼にそうするチャンスを与えることができてうれしく思う。そして、チームがグリッドの先頭に戻る助けになってくれる、才能豊かで競争力のあるエンジニアと契約できたことに非常に満足している。彼をチームに迎えたことは、技術部門の再建と強化への最初のステップになる。それについて進展があれば、次のステップを発表するつもりだ」。

◆マイク・コフラン
「このチャンスをくれたウィリアムズに感謝している。2007年の経験は、私の人生を変えることとなった。私は自身の技術を、兵士を安全に輸送するオセロット社の車両設計に活用してきた。また、NASCARのマイケル・ウォルトリップ・レーシングでも楽しく働かせてもらった。今は私が愛しているスポーツに復帰し、長年賞賛してきたチームで働くことを楽しみにしている。常にウィリアムズの代名詞であった倫理基準を尊重しつつ、チームの競争力回復に貢献したい」。

※スパイゲート
2007年にマクラーレンに所属していたコフランが、当時フェラーリに所属していたナイジェル・ステップニーから、フェラーリの2007年型マシンのF2007に関する秘密文書を受け取り、780ページにもわたる文書をコピーしたことが発覚し、大スキャンダルとなった。事件発覚後、ステップニーは停職処分となり、マクラーレンは2007年度のコンストラクターズ・ポイントの剥奪と、1億ドルの罰金の支払いが命じられた。

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