低い気温で、今回もタイヤがレースのカギ!!
トルコGPに供給されるハードタイヤは”新開発”。
第4戦トルコGPに向け、タイヤを一社供給するピレリは、4種類存在するハード、ミディアム、ソフト、スーパーソフトの中から、ここまでの3戦と同じハードとソフトの組み合わせを供給する予定だ。
しかし、ハードは”新開発”という。イスタンブール・サーキットの名物、長時間高いGがかかり、タイヤに大きな負荷を強いる名物の”ターン8″対策とみられるが、となると、性格が違うタイヤに対して、チームやドライバーは、タイヤの適応性確認をゼロからやり直すことになる。
低い気温もレースに影響しそうだ。もちろん、タイヤをどう暖めてどう長持ちさせるかも勝負を分けそうだが、低い気温とエンジンの関係を考えると、燃費のいい、つまりは、リーン(希薄な)燃料で高温に弱いといわれるメルセデス・エンジンが有利になる?!
メルセデス・エンジンが有利になると、レッドブルに対するマクラーレンという見え方もあるが、小林可夢偉とザウバーF1チームにとっても、宿敵であるメルセデスGP、フォース・インディアF1チームがメルセデス・エンジンを使いことから、ライバルが手ごわくなる傾向も見えてくるかもしれない。
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