F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

＜09時40分＞
モナコGPは、いつものように、通常のGPより1日早い木曜日にフリー走行1が始まる。生活道路を閉鎖するために、金曜日を”通常”に戻すため、とされているが、実は観客を1日長く滞在させる魂胆ではないかとも言われている。いずれにしても、長いスケジュールになる。

地中海沿岸のモナコ－モンテカルロの上空は、うっすらと雲が点在しているが、心地よく澄みきった快晴、気温は23℃、路面温度は27℃を示している。

ガードレールが近く、最もリスキーといわれるモナコだが、今回は、どのチームにもデータが乏しい新たなスーパーソフト･タイヤが投入され、DRS（可変リヤウィング）が許された最高速からフル･ブレーキングが要求される第一コーナー手前のアプローチ区間の路面が、火曜日に火事のアクシデントに遇い、最舗装を受けている。

新たな不確定要素の中で、フリー走行1が始まる。