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私たちがチーム・ロータスだ!

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名称権を勝ち取った、トニー・フェルナンデス率いるチーム・ロータス。

チーム・ロータスの名称をめぐる権利問題で、法廷は当方の主張を認める結論に達した。この結果、サーキットの内外で輝かしい偉業を遂げた伝統の何ふさわしい成績を納めることに全力をつくす体制が整った。今回の決定により、チーム・ロータスがその名称および黄色い三角のロゴマークなど、付随する権利を持つことが確認された。英国をマレーシアの混成チームは、今後ますます意欲意的に活動を継続する。

チーム・ロータスのトニー・フェルナンデス代表は、所有権者であるカマルディン・マラナン、SMナサルディンおよびマレーシアとヒンガムで働く250名の従業員を代表して、こう語っている。

◆トニー・フェルナンデス代表
「正式にチーム・ロータスの名称を認められ、ほんとうに嬉しい。提出した物証に基づき、今回のような結果が出ることは確信していた。そして今日、その信念の正しさが証明された。グループ・ロータスがライセンス契約を2010年に打ち切ったことはもちろん残念だ。グループ・ロータスとは、長期的な協力関係を前提に契約を結んだのだが、商標をめぐる意見の相違から、これに終止符が打たれることとなった。しかし、私と株主はひとつの可能性がきえても、別の道が開かれるものと信じている。当初から無理のあった関係の解消を、むしろ前向きにとらえたい」。

「グループ・ロータスと協力してロードカーの販売を促進するという計画に変わって、私たちはケーターハムの製品を支援し、コース上でチーム・ロータスの成績を追求してゆく。ケーターハムと手を結ぶことによって、今後も世界中のマーケットで新しいケーターハム・チーム・ロータス・ブランドの市販車を開発し、F1チームに関係するグッズの販売を促進してゆく。目標はケーターハムの経営を軌道に乗せる新しい車両を回復し、サーキットでもチーム・ロータスの輝かしい伝統にふさわしい成績を残すことだ。これによって、チーム・ロータスはかつての歴史と伝統に新たなページを加えることになる」。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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