決勝 終盤
<14時09分>
2ウェバー/レッドブルがピットイン。
<14時11分>
6マッサ/フェラーリの後ろでコースに戻っていた1フェッテル/レッドブルが6マッサ/フェラーリを交わして4番手に上げた。
<14時11分>
5アロンソ/フェラーリがピットイン。4バトン/マクラーレンも続いた。しかし、ピット出口でマシンを停めた。右フロント・タイヤのボトルがしまっていなかった。
今回のレースは、F1らしくない凡ミスの嵐だ。
<14時13分>
コース上は、激しいタイヤカスが散っている。
<14時13分>
3ハミルトン/マクラーレンが6マッサ/フェラーリを捉えて3位にポジションを上げた。
<14時15分>
ジェンソン・バトンが肩を落としてピットに戻った。
<14時15分>
6マッサ/フェラーリがピットイン。5アロンソ/フェラーリがファステスト・ラップを更新して逃げている。1フェッテル/レッドブルとの差は12秒以上に開いている。
<14時16分>
2位の1フェッテル/レッドブルのペースが上がらない、トップの5アロンソ/フェラーリの1.5秒落ちだ。
3ハミルトン/マクラーレンに、燃費を抑えて走れ、という指示が飛んだ。燃費のいいメルセデスにして、レースの激しさを裏付ける情報だ。
<14時19分>
2ウェバー/レッドブルに、チーム無線が飛んだ。”3ハミルトン/マクラーレンがペースを落としているが、我々のタイヤを使わせるためのブラフかもしれない”
<14時21分>
ブラフではなかった。3ハミルトン/マクラーレンは簡単に2ウェバー/レッドブルに3位を譲った。3ハミルトン/マクラーレンのペースが大きく落ちている。現在1分38秒台。2ウェバー/レッドブルより2秒以上遅い。タイヤが辛くなり、燃料残量も厳しい状況か。
<14時23分>
8ロズベルグ/メルセデスと17ペレス/ザウバーが6位争いを続けている。17ペレス/ザウバーの方がタイヤ的に有利な状況だ。
<14時25分>
17ペレス/ザウバーが8ロズベルグ/メルセデスに照準を合わせた。
<14時30分>
4番手の3ハミルトン/マクラーレンに6マッサ/フェラーリが追いついてきた。1周3秒のラップタイムの差がある。両者の差は、1.7秒。残り2周。
<14時30分>
1フェッテル/レッドブルがタイヤにオーバーヒートを感じて、タイヤを路面の濡れた部分で冷やさねばならない状況に陥った。2ウェバー/レッドブルが急接近。ラストラップに入った。
<14時31分>
1フェッテル/レッドブルと2ウェバー/レッドブル、3ハミルトン/マクラーレンと6マッサ/フェラーリが踵を接して最終ラップに入った。レッドブルのピットからマーク・ウェバーの、”フェッテルとの間隔を保て”という指令が入った。
<14時32分>
5アロンソ/フェラーリがトップでチェッカーを受けた。6マッサ/フェラーリが3ハミルトン/マクラーレンの前に出たが、3ハミルトン/マクラーレンが引かずにマシンを接触してパーツを飛ばしながら抜き返した。
レッドブルが苦しみ、マクラーレンがピットのミスやタイヤに苦心した。唯一ミスのなかったフェラーリの5アロンソ/フェラーリが完璧なレースを走りきって表彰台最上段を仕留めた。
DRS計測開始地点からDRS使用可能地点の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能地点からブレーキを踏むまで使用できる。