マテシッツ、「ウェバーはチームに残留するだろう」
「マーク以上に優れた選択肢はない」とマテシッツ。
レッドブル・グループ総帥のデイトリヒ・マテシッツは、マーク・ウェバーがレッドブル・レーシングに残留すると主張した。
これは、マテシッツがイギリスのオーツスポーツWEBサイト版に語ったもの。ウェバーは、先週末のイギリスGPで前を走るチームメイトのセバスチャン・フェッテルとのポジションを保つようにチームから指示されたが、それを無視してフェッテルを捕らえようとしたことで、来年の契約に影響が出る可能性がうわさされていた。
イギリスGPでのウェバーの行為についてマテシッツは、「そのこと自体はたいした問題ではない。トップを走るフェルナンド・アロンソに追いつけないとわかったセバスチャンがペースを緩めたことで、マークが彼に近づくことになった。マークのことは理解できるし、ポジションを上げるために戦わないならば、それは最悪のドライバーといえるだろう」とコメント。
また、ウェバーとの今後の契約については、次のように語った。
「マークはわれわれとの契約を更新することになるだろう。彼はチームから支持されているし、彼もチームを快適に思っているだろう。マークもも最速のマシン以外に選択肢はないだろうし、われわれとしても、彼以上に優れた選択肢がない」。