決勝 序盤
<13時40分>
金曜日から土曜日は雨が心配されたが、雨は降らなかった。日曜日は朝から雨がサーキットを濡らし、スタート20分前に雨が落ちてきた。
<13時50分>
スタート10分前の気温は13℃、路面温度は15℃、風は3.0m/s。
<13時55分>
18ブエミ/トロロッソが燃料規定違反で最後尾からのスタート、可夢偉は1つポジションをアップして、17番グリッドからのスタートとなった。
<14時00分>
フォーメーション・ラップ、スタート。タイヤは全員オプション・タイヤを履いている。
<14時01分>
カメラに雨粒が映る、本格的な雨ではないがパラパラと降っている。1時間後には激しい雨が降ると予報は伝えている。
<14時03分>
全車グリッドにつき、スタート。ポール・スタートの2ウェバー/レッドブルはスタートで出遅れ、3ハミルトン/マクラーレンが1コーナーで前に出た。以降、5アロンソ/フェラーリ、1フェッテル/レッドブルと続く。
<14時04分>
16小林可夢偉/ザウバーは12番手までポジション・アップ。
3コーナーでは接触があり、9ハイドフェルト/ルノーがスピン。
<14時05分>
オープニング・ラップは3ハミルトン/マクラーレンがトップ。1フェッテル/レッドブルは早くも5アロンソ/フェラーリをとらえ3番手にポジション・アップした。
<14時06分>
トップの3ハミルトン/マクラーレンは、ひとり1分38秒台のタイムのファステスト・ラップをマークし、トップを快走。
<14時07分>
ここからDRS(可変リヤウイング)の使用が許可された。
<14時08分>
3周目に1フェッテル/レッドブルが1分38秒台でファステスト・ラップをマーク。チームメイトの2ウェバー/レッドブルの背後に接近。
<14時10分>
2ウェバー/レッドブルはセクター2で全体のベストを出し、ファステスト・ラップをマーク。トップを走る3ハミルトン/マクラーレンとは1.8秒差。
<14時12分>
2ウェバー/レッドブルは5周目にもファステスト・ラップをマーク、ひとり1分37秒台のタイムでトップを追う。
<14時13分>
9ハイドフェルト/ルノーと15ディ・レスタ/Fインディアに審議、オープニング・ラップでの接触の件だろう。
4番手の5アロンソ/フェラーリは、1フェッテル/レッドブルに食らいつき、チャンスをうかがう。
<14時14分>
オープニング・ラップで12番手までポジションを上げた16小林可夢偉/ザウバーは、現在11番手を走行。10番手の4バトン/マクラーレンとは1.0秒差。
<14時15分>
8周目、5アロンソ/フェラーリが1コーナーでイン側から1フェッテル/レッドブルをオーバーテイク、3番手にポジション・アップ。
<14時16分>
10番手の4バトン/マクラーレンは、前を走る10ペトロフ/ルノーの背後。その2台の争いに16小林可夢偉/ザウバーも加わってきた。
17ペレス/ザウバーがピットストップ。
<14時17分>
5番手の8ロズベルグ/メルセデスから、4番手の1フェッテル/レッドブルまでは6.3秒の差が開く。
1フェッテル/レッドブルが10コーナーでスピン。8ロズベルグ/メルセデスが背後まで迫った。
<14時18分>
5アロンソ/フェラーリは1分37秒台のタイムをマークし、2番手の2ウェバー/レッドブルを追う。
<14時20分>
9ハイドフェルト/ルノーがシケインで18ブエミ/トロロッソと接触。コース脇の看板に当たり、マシンを止める。18ブエミ/トロロッソにも接触の影響があり、ピットインした。
<14時21分>
6マッサ/フェラーリが1コーナーで8ロズベルグ/メルセデスのインに飛び込み、5番手に浮上。
<14時23分>
2番手の2ウェバー/レッドブルは3ハミルトン/マクラーレンの背後に迫り、オーバーテイク。しかし、ここはイエロー区間で、再度ウェバーはハミルトンを前に出す。その状況を見た5アロンソ/フェラーリがウェバーの隙を狙う。
<14時25分>
5アロンソ/フェラーリが1コーナーで2ウェバー/レッドブルに並びかけるがオーバーテイクに至らず。2ウェバー/レッドブルはリアがナーバスで、苦しそうだ。
<14時26分>
15周目に2ウェバー/レッドブルがピットイン、8ロズベルグ/メルセデスもピットイン。
<14時28分>
4バトン/マクラーレンと10ペトロフ/ルノーが激しいバトル。
<14時29分>
2ウェバー/レッドブルは14スーティル/Fインディアを交わし、5番手へ。セクター1でベストタイムをマークし、6マッサ/フェラーリを追う。
<14時30分>
トップを走る3ハミルトン/マクラーレンと5アロンソ/フェラーリがピットイン。6マッサ/フェラーリと2ウェバー/レッドブルの間で復帰。マッサがトップに立つが、翌周にピットインした。
30分経過時点のオーダーは以下の通り。
1. 2ウェバー/レッドブル
2. 3ハミルトン/マクラーレン
3. 5アロンソ/フェラーリ
4.14スーティル/Fインディア
5. 4バトン/マクラーレン
6. 10ペトロフ/ルノー
7. 16小林可夢偉/ザウバー
8. 6マッサ/フェラーリ
9. 1フェッテル/レッドブル
10. 8ロズベルグ/メルセデス
11. 7シューマッハ/メルセデス
12. 19アルゲルスアリ/トロロッソ
13. 15ディ・レスタ/Fインディア
14. 12マルドナド/ウィリアムズ
15. 20コバライネン/ロータス
16. 17ペレス/ザウバー
17. 24グロック/ヴァージン
18. 18ブエミ/トロロッソ
19. 23リウッツィ/HRT
20. 22リカルド/HRT
21. 25ダンブロシオ/ヴァージン
22. 21チャンドック/ロータス
23. 11バリチェロ/ウィリアムズ
9ハイドフェルト/ルノーはすでにレースを終えている。
DRS計測開始地点からDRS使用可能地点の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能地点からブレーキを踏むまで使用できる。