桜井孝太郎、シリーズ・チャンピオン争いで、首位に浮上!
日本人最年少BMWスカラシップ・ドライバー、桜井孝太郎(17歳)が、7月28〜30日にベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催されたイギリスF3選手権(第19〜21戦)に参戦し、前戦のポールリカールに続き、ルーキークラスで再び3連勝を達成した。シリーズ・チャンピオン争いでも、ポイントで首位に立った。
今回の3連勝でポイント・ランキングでトップに浮上。シリーズ・チャンピオン獲得に向けて、いよいよ後半戦へと突入する。
◆桜井孝太郎
「スパ・フランコルシャンは僕の憧れのミハエル・シューマッハがF1デビュー&初優勝を飾った歴史的なサーキットなので、毎日興奮していました。初日からスパ・ウェザーに歓迎されたウィークでしたが、その中でも、多くのことを得られたと思います。他のサーキットと違い、標高の高い山間に位置するサーキット、そして一周が7kmと非常に長いサーキットとして有名ですが、ドライバーの”判断力”が戦略に大きく影響するサーキットです。コース半分はドライ、そしてもう半分が水浸しというコンディションが多々おきるサーキットなので、判断を誤ると、ダメです。予選でも難しいコンディションの中で、ここぞという時にアタックを決められました。スタート前の難しいコンディションの中でもタイヤチョイスを自らおこなったし、常に攻めの姿勢を保つことが大事だと凄く感じました。まだまだ先は長いシーズンですが常に自分自身を追い込んで戦い抜いていきますので、応援よろしくお願いします」。