シケインの修復箇所
公道コースだから、縁石は暫定的に”設置”される。
本当にボルト留め。
シンガポールGPの金曜日、セッション開始が30分遅れた。F1GPのスケジュール開始の前に行なわれたサポートレースのポルシェ・カップの走行中に、コーナーのシケインが”外れる”トラブルが出て、その修理がセッション開始の18時に間に合わなかったからだ。
30分の遅延で、シケインの縁石は修理されたが、FIA(国際自動車連盟)は、当初問題とされたターン14だけでなく、他の箇所も含め、全コーナーすべての”ボルトオン縁石”をチェックし、その報告としてFIAは、以下のようなリリースを土曜日の予選後に発表した。
シンガポールGPのフリー走行1回目を前に、縁石の撤去および修復がおこなわれたことに伴い、FIAはマリーナベイ・サーキットについて以下の点検と追加の措置を実施した。
ターン3出口 白線の位置が壁から1m離され、赤い線の後方には滑り止め塗料が使われていない。
ターン5入口 安全点検
ターン5頂点 安全点検
ターン5出口 縁石が撤去され、コースの縁(白線)と壁の間に滑り止め塗料を使わない赤と白の塗装を施した。
ターン7頂点 縁石は以前のままで新たなボルトとエポキシ樹脂による補強をおこなった。
ターン7出口 縁石は以前のままで新たなボルトとエポキシ樹脂による補強をおこなった。
ターン8頂点 安全点検
ターン9頂点 安全点検
ターン10出口 安全点検
ターン11頂点 安全点検と修理
ターン12頂点 安全点検と修理
ターン13頂点 縁石の一部を撤去し、残る部分はボルトとエポキシ樹脂で補強した。
ターン14入口 安全点検
ターン14頂点 安全点検
ターン14出口 コースの縁をしめす白線を壁から1.5m離し、壁との間に滑り止め塗料を使わない赤と白の塗装をおこなった。(縁石の交換を予定していたが時間の都合で見合わせた)
ターン16頂点 安全点検
ターン17頂点 安全点検
ターン17出口 縁石を撤去し、コース縁(白線)と壁の間に滑り止め塗料を使わない赤と白の塗装をおこなった。
ターン18入口 縁石を撤去し、コース縁(白線)と壁の間に滑り止め塗料を使わない赤と白の塗装をおこなった。
ターン18頂点 縁石を短縮し、新しいボルトとエポキシ樹脂で補強した。
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