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決勝 序盤

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<19時55分>
シンガポールGP決勝レース開始5分前、気温は31℃、路面温度34℃、湿度62%で金曜日からほぼ同様のコンディションとなっている。天候は曇りだが雨の心配はなさそうだ。サーキットはすでに暗闇に包み込まれており、照明がコースを照らしている。

予選Q2でクラッシュしてしまった可夢偉は、ソフト・タイヤを選択して17番グリッドからスタートする。

トップ10では、10番手からスタートする15ディ・レスタ/Fインディアがソフト・タイヤを選択している。

<20時00分>
グリーンシグナルが点灯し、フォーメーション・ラップが始まった。

<20時03分>
1フェッテル/レッドブルを先頭に24台のマシンがグリッドにつく。レッドシグナルが消え、61周のレースがスタートした。

1フェッテル/レッドブルが綺麗なスタートを決め、2番手には4バトン/マクラーレン、3番手にアロンソが浮上した。

<20時04分>
6マッサ/フェラーリが8ロズベルグ/メルセデスを抜き5番手に浮上した。

<20時05分>
22リカルド/HRTがフロントウィングを破損し、スロー走行でピットへと向かった。

<20時07分>
1フェッテル/レッドブルはオープニング・ラップから飛ばし、2周目終了時点で2番手の4バトン/マクラーレンに対して3.5秒差をつけている。

<20時08分>
1フェッテル/レッドブルは1分55秒台、2番手以降は1分56秒台のタイムで周回している。

<20時09分>
1フェッテル/レッドブルが1分54秒台までベストラップを縮めてきた。2番手4バトン/マクラーレンとの差は4.4秒。

<20時09分>
3ハミルトン/マクラーレンが7シューマッハ/メルセデスをパスし、7番手に浮上した。

<20時10分>
2番手の4バトン/マクラーレンと、3番手のアロンソは1秒以内で僅差となっている。

<20時12分>
可夢偉は現在16番手、前を走る18ブエミ/トロロッソとは1秒以内でつけている。

3ハミルトン/マクラーレンが8ロズベルグ/メルセデスをオーバーテイク、6番手に浮上した。

<20時13分>
1フェッテル/レッドブルが1分53秒台にタイムを入れて、ファステストを更新してきた。2番手の4バトン/マクラーレンに対しては7秒の大差を築いている。

<20時15分>
3番手を走る5アロンソ/フェラーリに2ウェバー/レッドブルが接近。

<20時18分>
7周目終了時点で、トップを走る1フェッテル/レッドブルと2番手4バトン/マクラーレンの差は9.1秒となっている。3番手は5アロンソ/フェラーリ、4番手2ウェバー/レッドブル、5番手6マッサ/フェラーリ。

<20時20分>
6番手の3ハミルトン/マクラーレンが6マッサ/フェラーリに追いついた。

<20時21分>
10周目、8ロズベルグ/メルセデスがピットイン。

<20時22分>
3番手の5アロンソ/フェラーリと前を走る4バトン/マクラーレンの差が5.6秒まで開いてきた。

2ウェバー/レッドブルが5アロンソ/フェラーリをかわして3番手に浮上した。5アロンソ/フェラーリはペースが上がらず辛い状況だ。

<20時23分>
11周目に5アロンソ/フェラーリがピットイン。スーパーソフト・タイヤからソフト・タイヤに交換し、コースに戻った。

同じタイミングで7シューマッハ/メルセデスもピットインしている。

<20時24分>
24グロック/ヴァージンのマシンがエスケープ・ゾーンでストップ。

<20時25分>
12周目、6マッサ/フェラーリと3ハミルトン/マクラーレンがピットイン。6マッサ/フェラーリはソフト、3ハミルトン/マクラーレンはスーパーソフト・タイヤを装着してコースに戻るが、その周で2台は接触。3ハミルトン/マクラーレンはフロントウィングを破損し、6マッサ/フェラーリは右リアタイヤがパンクした。

<20時27分>
13周目、2ウェバー/レッドブルがピットイン、ソフト・タイヤを装着してコースに戻る。

<20時28分>
トップを走る1フェッテル/レッドブルのペースが突然落ちた。1分56秒台で周回している。

<20時29分>
先ほどの6マッサ/フェラーリと3ハミルトン/マクラーレンの接触は審議となった。

<20時30分>
15周目、トップを走る1フェッテル/レッドブルがピットイン、ソフト・タイヤを装着しコースに戻る。

4バトン/マクラーレンも同じ周にピットイン。ソフト・タイヤを履いてコースに戻る。

<20時31分>
16小林可夢偉/ザウバーが14スーティル/Fインディアに抜かれ、10番手にポジション・ダウンした。

<20時33分>
3ハミルトン/マクラーレンにドライブスルー・ペナルティが下された。

<20時34分>
6番手を走行していた17ペレス/ザウバーがピットイン。

<20時34分>
16周目に、3ハミルトン/マクラーレンはドライブスルー・ペナルティを消化すべく、ピットへと向かった。

<20時35分>
トップを走る1フェッテル/レッドブルと4バトン/マクラーレンの差は10.3秒となっている。

1フェッテル/レッドブルが1分53秒台前半のタイムでファステスト・ラップを記録。

<20時36分>
17周目、10番手を走行していた16小林可夢偉/ザウバーがピットインした。

<20時37分>
現在3番手を走る15ディ・レスタ/Fインディアはスタート時点でソフト・タイヤを選択し、まだピットインをしていない。

<20時38分>
その15ディ・レスタ/Fインディアに4番手の5アロンソ/フェラーリが追いついた。5アロンソ/フェラーリの方が明らかに速いペースなので、引っかかる形になっている。

<20時39分>
19周目、5アロンソ/フェラーリがDRSを使用して15ディ・レスタ/Fインディアをパス。3番手に浮上した。

text by ymkx[STINGER]

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DRS計測開始位置からDRS使用可能位置の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能位置からブレーキを踏むまで使用できる。

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