決勝 終盤
<16時11分>
16小林可夢偉/ザウバーが10番手にポジションを戻している。
<16時12分>
5アロンソ/フェラーリと1フェッテル/レッドブルの2位争いが激化している。第一コーナーまでのストレートでDRSを効かせた1フェッテル/レッドブルが5アロンソ/フェラーリに食い下がる。
<16時15分>
トップにいた7シューマッハ/メルセデスがピットインしてタイヤを交換した。
<16時17分>
7シューマッハ/メルセデスは6位でコースに戻った。
<16時18分>
5アロンソ/フェラーリと1フェッテル/レッドブルの2位争いが続いている。
<16時20分>
14スーティル/Fインディアを抜いて9番手にコマを進めていた16小林可夢偉/ザウバーが、シケイン進入でタイヤをロックさせ、激しくタイヤスモークを巻き上げた。
<16時22分>
14スーティル/FインディアがDRSを使って16小林可夢偉/ザウバーから9位を取り返した。
直後で、15ディ・レスタ/Fインディア、10ペトロフ/ルノー、8ロズベルグ/メルセデスが渾然一体のバトルを展開しながら16小林可夢偉/ザウバーに追いついてきた。16小林可夢偉/ザウバーは、タイヤが苦しいか、2コーナーの立ち上がりで姿勢を乱し、チームは心配そうにモニターを観察している。
<16時30分>
残り3周。4バトン/マクラーレンが逃げ、5アロンソ/フェラーリと1フェッテル/レッドブルが追っている。3台の差は3秒。やや離れて2ウェバー/レッドブル、大きく遅れて3ハミルトン/マクラーレン、7シューマッハ/メルセデス、6マッサ/フェラーリが続いている。
16小林可夢偉/ザウバーは、13番手に後退した。2回交換のタイヤが厳しいか。前を行く15ディ・レスタ/Fインディアはすでに3回のタイヤ交換を終えている。
予選で上位を狙った16小林可夢偉/ザウバーは、タイヤを温存できず、結果としてレースで苦しくなった。
<16時34分>
チェッカード・フラッグが振られ、日本仕様特別カラーリングのヘルメットを纏った4バトン/マクラーレンが優勝、3位でゴールした1フェッテル/レッドブルが、2011年ワールド・チャンピオンを決定した。
4バトン/マクラーレンは、ストレートでクルマを停めてマシンを降り、観客席に向ってガッツポーズ。
1フェッテル/レッドブルは、丁寧な、そし手静かな口調で、無線を通じてチームに感謝の言葉を伝えた。
DRS計測開始位置からDRS使用可能位置の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能位置からブレーキを踏むまで使用できる。