グロジャン、「来年のシートをあきらめる準備はできてる」
グロジャンの去就によっては、ペトロフがマルシア入りも?
2009年のルノーのドライバーで、今年はロータス・F1・チーム(旧ルノー)のリザーブ・ドライバーだったロメイン・グロジャンは、2012年のシートをあきらめる準備はできていると語った。
これは、イギリスのオートスポーツ誌が報じたもの。先日発表されたFIA(国際自動車連盟の)の2012年 F1エントリー・リストでは、キミ・ライコネンのチームメイトは未定となっていたものの、今年のレギュラー・ドライバーだったヴィタリー・ペトロフがチームと契約を結んでることもあり、大きなスポンサーがないこグロジャンは、F1以外の方向性を検討する必要があると考えているようだ。
今週、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のBMWのマシンをテストしたグロジャンは、同誌が今週おこなったインタビューで、次のように語っている。
「今年の初めに、もう1度F1に戻ることに挑戦しようとしたんだ。それはGP2を勝つことだったんだ。どのみち上手くいかないなら、別の選択肢を考える必要があるよ」。
ただし、うわさでは、グロジャンは来年のロータスのシートを獲得し、代わりにペトロフが母国のスーパーカー・メーカーのマルシアがスポンサーを務める、マルシア・F1・チーム(旧ヴァージン)に移籍するとも言われている。