童夢、ルマンに復帰!!
童夢本社のロビーで”惰眠をむさぼっていた”と林社長が言う童夢S102。3年前のマシンとは思えない美しさだ。
レーシング・コンストラクターの童夢が、ルマン24時間に復帰することを表明した。
復帰について、同社のホームページで林みのる社長は、「惰眠をむさぼっていた童夢S102で、改めてルマン・チャレンジを行う。(挑戦しなかった)こんな退屈な時間は3年間で、いつもながらの見境のない暴走が始まってしまいました」と、らしいコメントを寄せている。
また、参戦体制については、休止の間を含めて多くの海外に限るチームなどから車両レンタルの申し出があったが、すべてを断って独自のチームでの参加となる。
マシンは、3年前に完成していたS02をベースにした”S102.5″。エンジンはJUDDを積み、タイヤはミシュランを選択。チーム監督は鮒子田寛、チーフ・エンジニアに湯地浩志が務める。
実際のレース・オペレーションは、フランスのペスカロロ・チームに委託。ペスカロロ・チームの2台出場枠の1台を童夢S102にする形になる。5月のスパ-フランコルシャンで行われWECシリーズの開幕戦から参戦する予定であり、トヨタのハイブリッドとは別の観点から、興味深いチャレンジになりそうだ。
またドライバーは、「いろいろ交渉中とか内定とか選択中だが、基本的には、外人2名、日本人1名の布陣を考えている」と、林社長は表明してしいる。
童夢のルマン・チャレンジの全容は、童夢のホームページにて。
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