可夢偉&ペレス記者会見

Q.去年は後半に失速した印象ですが、今シーズンはどのように戦いますか。
セルジオ・ペレス(以下、ペレス):去年もそうだったけど、チームは冬の間、とてもいい仕事をしているんだ。どうなるか楽しみだし、もちろん昨年以上の結果を残したいね。
小林可夢偉(以下、可夢偉):去年はシルバーストン以降、開発が止まっていたので性能面で調子が上がりませんでした。今年は違ったやり方になると思います。マシンもダウンフォースなんかも改善されてるんで、去年のようにはならないと思います。
Q.マシンの開発はどうなっていますか?
小林可夢偉(以下、可夢偉):すでにミーティングを重ねて、僕ら(ドライバー)の意見を聞きながら、細かいところを詰めにかかってます。
ペレス:エンジニアと頻繁に話し合って、作業を進めてるよ。こんなふうに、コミュニケーションをしっかり取っていくことが重要なんだ。
Q.今年はオースティンでレースがありますね?
ペレス:メキシコに近いから、たくさんのファンが応援に来てくれるだろうね。まだ先の話だけど、すごく楽しみだよ。
Q.チームの状態はどうですか?
ペレス:優秀な人材が揃ってるしチームワークもいいから、とてもいい状態だと思う。
Q.今年のマシンは見た目が良くないと思いませんか?
可夢偉:2年前にレギュレーションが変わった時も、最初はみんなカッコ悪いと感じてましたけど、今は普通になってますよね。今回の変更されたマシンも、2か月ほどで見慣れると思います。
Q.今年はタイヤも変わりますが?
ペレス:コンパウンドが変わって、選択の幅が広がるので、戦術的に去年よりもっと面白いシーズンになるだろうね。ソフト・コンパウンドは消耗が早いみたいだから、使い方を工夫する必要があるね。
Q.去年のように、後半で戦力が落ちないようにするにはどうすればいいと思いますか?
可夢偉:昨年はいろいろな状況を考慮して、後半戦からは2012年に精力を傾けることになったんです。結果的に反省点もあるので、今年はシーズンを通じて安定した戦いができるようにしていきたいです。
Q.今年のタイヤでも、去年のように負担をかけない走りができるでしょうか?
ペレス:僕のドライビングスタイルがそうなんだろうね。今年のタイヤでどうなるかはやってみないとわからないよ。レースによっていろいろと条件が変わってくるけど、対処できるようにしたいね。




