フェルナンデス、「ヴィタリーの起用は必要なことだった」
チームを支えてくれたトゥルーリに感謝しつつ、ペトロフ起用の必要性を説明したフェルナンデス代表。
ケータハム・F1・チームのトニー・フェルナンデス代表は、ヴィタリー・ペトロフの起用がチームにとって必要不可欠なものであったと、チームが発表したペトロフ起用のリリースの中で説明した。
◆トニー・フェルナンデス代表
「われわれは、ヴィタリーをチームに迎えることができたことを喜んでいる。彼は、我々のビジョンを理解しているし、F1初のロシア人ドライバーとして、彼は母国におきな希望をもたらしている。彼がこれまでF1で経験してきた才能は、ライバルチームとのギャップをさらに縮めるために重要な役割を果たしてくれるだろう。今回の決定は、チームに新しい刺激をもたらし、世界的なマーケットを視野にいれての決断だったが、これまで、チーム設立からわれわれの一員として働いてくれたヤルノの代わりを起用することは簡単な決断ではなかった」。
「われわれとヤルノは、お互いのパートナー関係を終了することに同意した。だが、これからも彼は、われわれの家族の一員だ。しかし、今は、我々も新たなステージに進まなければならない。ヴィタリーは、われわれを十分サポートしてくれるだろう」。