フェラーリ、アロンソの逆転タイトル獲得をあきらめる
フェラーリが納得し、フェッテルのV3が確定(ただし、フェラーリは声明にアロンソが前を走るこの写真を使用)。
スクーデリア・フェラーリは、30日(金)FIA(国際自動車連盟)から正式な回答を受け取ったことにより、フェルナンド・アロンソの逆転タイトル獲得をあきらめた。
先週末のブラジルGPの4周目、セバスチャン・フェッテル(レッドブル・レーシング)がジャン-エリック・ヴェルニュ(スクーデリア・トロロッソ)をイエローフラッグ中に追い越した可能性があたため、仮にフェッテルの行動が違法と判断された場合、タイムに20秒のペナルティーが科せられ、そうなるとドライバーズ・タイトルがアロンソに渡ることになるため、フェラーリはFIAに対して、明確な説明を求めていた。しかし、FIAはフェッテルの動きを合法と判断した。
フェラーリは公式サイトで、この問題について次のように説明した。
「インターネットで上で話題になった(該当シーンの)映像の状況をハッキリさせるため、それから何万もの人々から問い合わせがあったため、われわれは調査の必要を感じた。今朝、われわれはFIAからの返答を受け取り、この問題は収束したものと判断する」。