[ザウバー追加] ヘレス・テスト初日 ドライバー・コメント
インフィニティ・レッドブル・レーシング
◆マーク・ウェバー
「なかなかよかったね。エイドリアン(・ニューウェイ/チーフ・テクニカル・オフィサー)がマシンの発表会で言っていたように、今年はレギュレーションに大きな変化はないし、マシンは去年、僕らが作り上げたものの進化版だから、大きなサプライズはないんだ。ほとんどのドライバーより前のポジションにいられたと思うし、今日のタイムはコンペティティブだったと思う。いくつかの理由で、金曜のフリ-走行みたいだったよ。タイヤの理解からはじめて、方向性はかなりポジティブだったんだ」。
「まだ、いくつか取り掛からなきゃいけないことがあるけど、それ以外のことは、励みになるものだったんだ。マシンのフィーリングは去年と似てるし、大きな違いがあったのは、タイヤだね。今日は、タイヤの温度を一貫して保つことができたし、たくさんの情報と分析のためのフィードバックを集められたのは、よかったよ。全体的に、マシンのフィーリングはかなりいいし、僕は満足してる」。
スクーデリア・フェラーリ(ドライバーコメントなし)
2013年の最初のスクーデリア・フェラーリ・マールボロのテスト初日は、F138をドライブしたフェリペ・マッサとともにスタートした。
丸一日、新車のデータ収集に集中し、最速タイムは1.20.536を、周回数は64周を記録した。
明日もマッサがテストを担当する。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス(ドライバーコメントなし)
燃料ポンプのトラブルで、トラックでの時間を2時間犠牲にしたことで、午前中の走行を損なうことになったが、問題はすばやく改善でき、チームは残りの午後で、生産的な走りができた。
ジェンソンは初日の始まりに、ロワーリップを取り付けて走行し、いくつかの空力マッピングを完了させることに集中した。本日の終盤で、ピレリのスーパーソフトとハードを使用したときに、マシンのメカニカル・セットアップの変更でどれだけの影響が出るかを評価した。
ジェンソンは、ハード・タイヤで本日の最速タイムを記録した。
ロータス・F1・チーム
◆ロメイン・グロジャン
「E21
のフィーリングは、よかったよ。例え外見が違っていたとしても、乗り心地はE20とよく似てたんだ。エンストンは、また1周目から速いマシンを作ってくれ
たよ。今日は、ガレージで過ごす時間が少し長くなっちゃったのは理想的とはいえないけど、テストでは普通のことだね。54周走れて満足してるし、どの周も
速かったから、余計にうれしいね。新しいタイヤについていいアイデアがあるから、(タイヤを上手く扱えるように)それにチャレンジしてみるよ。グリップは
するんだけど、タイヤにグレーニング(ささくれ磨耗)が出ると、パフォーマンスが落ちるんだ。まぁ、それに関しては、ヘレスは特殊なトラックだからね。今
日は簡単にスピードが出たけど、さらに速いマシンにはかなわなかった。だけど、明日はもっと上手くいくはずさ」。
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チーム
◆ニコ・ロズベルグ
「マシンはまだできたばかりだし、冬のテストの最初は、小さい問題が出ることはよくあることなんだ。午前中、僕らのマシンは電気系のトラブルが出たんだけど、すぐに原因を突き止めることができたし、該当の部品を直して、もう同じことが起きないように確認することにしたんだ。もちろん、この時期はマシンの特性をつかむために、できるだけたくさんマシンに乗っていたいけど、こういうの(トラブル)もゲームのうちさ。今朝走ってみたら、マシンのフィーリングはよかったし、堅実な印象を受けたよ。」。
ザウバー・F1・チーム
◆ニコ・フルケンベルグ
「信頼性の問題もないポジティブな初日になったし、特に冷却に関しては上手くいったんだ。エンジニ
アたちにはいいことだね。トラックでのマシンの調子もよかったよ。僕には新しい環境での1日目だったから、まずはマシンに慣れる必要があったんだ。すべて
が上手くいって、満足してるよ。まだやることがたくさんあるけど、全体的にすごく生産的な1日だったんだ」。
サハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チーム
◆ポール・ディ・レスタ
「ポジティブな初日だったし、たくさん走行距離を稼ぐことができたよ。それが一番重要なことなんだ。1日中すごく快適だったし、空力データの収集と、どうすればマシン上手く扱えるかについて、ファクトリーにある僕らのシミュレーション・ツールと実際の走を比較した相関関係を理解することに集中できたよ。それから、タイヤについて可能な限り学ぶことにも取り掛かったから、明日は、さらにセットアップを最適化できるだろうね。新しいタイヤは、だいぶ違ったものになってて、ラップの高速と低速の部分で、マシンのバランスが違うことをすでに感じたよ」。
ウィリアムズ・F1・チーム
◆パストール・マルドナド
「今
日は何も問題は出なかったし、マシンは一貫性があったんだ。だから、たくさんのことを学べたし、これはFW35の改善に役立つよ。僕らは、新しいタイヤの
テストや、いくつかセットアップをするために、(今回のテストは)信頼性の高いFW34で走ることにしたんだ。長い冬をすごしてきたし、やっとトラックに
戻ってこられてすばらしいね。今週はたくさん仕事をやり遂げられると確信してるんだ」。
スクーデリア・トロロッソ
◆ダニエル・リカルド
「マシンのコックピットに戻れてううれしいよ。70周を走破した長い1日だったけど、重要なことは、マシンの信頼性がいいことと、予定通りに作業を進められたってことだね。たった1日でマシンのパフォーマンスを見極めることはできないけど、それ(見極めること)よりも信頼性と快適さ(がわかること)のほうが重要だし、シートとドライビングのポジションはよかったよ。比較的単純な1日だったけど、重要な仕事でもあるんだ」。
ケータハム・F1・チーム
◆ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「まず、仕事に戻れてうれしいし、初日の状況に満足してるよ。大きな問題も出ないで必要なだけ走りこむこともできたし、すぐにマシンを快適に感じられたんだ」。
「初日はマシンの状態をチェックするものなんだけど、いくつかの小さい問題は別として、マシンはボックスから出て、ほとんど変更の必要がなかったよ」。
「僕にとって新しいプロセスも経験したし、特に去年はこの時期のことをあまり経験していなかったからね。だけど、僕にとって肝心なことは、タイヤについてだったんだ。去年の金曜フリー走行で走ったときとフィーリヒングが違ってたし、僕らは、このテストでそこに焦点を当てようとしてて、可能な限り性能を引き出すことができたよ」。
「まだ判断するには明らかに時期尚早だけど、今年のマシンのパフォーマンス・レベルは期待できるものだし、僕がドライブした去年のブラジル(最終戦)のマシンから、冬の間にいくつか改善されてるように感じたよ。明日も僕らにとって同じようになるだろうね。もっとプロセスを踏んで、ここで使えるタイヤを利用しながら別のセットアップを試すよ。上手くいけば、さらに走行距離を稼げるかもしれないね」。
マルーシア・F1・チーム
◆マックス・チルトン
「今日は午後に問題があったことは置いといて、2013年をスタートできて、すごく満足してるんだ。新車は、予期しない問題が出て、プログラムを切り上げることになる可能性は常にあるけど、午前中はすべて予定通りに進んだよ。それがまず、僕らに必要なことだったんだ。チームはサスペンションの問題をすばやく解決してくれると確信してるし、間違いなくポテンシャルが高いこのマシンで走行距離を伸ばして、今日の遅れを取り戻せるはずさ」。
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