マルーシア、ビアンキをレギュラー・ドライバーに起用

ラジアに代わり、マルーシアのシートを獲得したビアンキ。
マルーシア・F1・チームは、すでにレギュラー・ドライバーとして発表していたルイス・ラジアとの契約を解除し、代わりにジュール・ビアンキ(フランス/23歳)を起用したことを発表した。
ビアンキは、現在スペイン-カタルーニャ・サーキットでおこなわれているプレシーズン最後のテストに参加、残り2日間で「MR02」をテストし、そのまま開幕戦のオーストラリアGPに出場する。
フェラーリの若手育成プログラムのフェラーリ・ドライバー・アカデミー出身のビアンキは、昨年はサハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームのリザーブ・ドライバーを務め、今年は同チームのレギュラー・ドライバー候補の一人として名前が挙がっていた。
しかし、残るフォース・インディアの最後のシートを手に入れえたのは、同チームからF1に復帰するエイドリアン・スーティルに決定したため、ビアンキの去就に注目が集まっていた。
今回、シートを失ったラジアは、マルーシアの2人目のドライバーとしてを発表されていたものの、資金不足により、先週に4日間おこなわれた2回目のプレシーズン・テストに一度も参加できなかったことで、別のドライバーと交代する可能性がうわさされていた。




