ケータハム、若手育成プログラムを開始
ケータハム・F1・チームは、将来のF1ワールドチャンピオン育成のため、若手育成プログラムのケータハム・レーシング・アカデミーをスタートしたことを、5日(水)に発表した。
アカデミー・ドライバーは、それぞれのドライバーに合わせた実戦とバーチャルの両方のモータースポーツ環境から学ぶことになる。また、アカデミー・ドライバーが成功を目指し、自身の成長を助けるために必要な、レースとエンジニアリングの詳細なフィードバック、心身のトレーニング、メディアとスポンサーへの対応など、プログラムはあらゆる面をカバーする。
プログラムにするためには、以下のカテゴリーのうちの一つに参戦し、決められた順位以上の結果を残さなければならない
・フォーミュラ・ルノー2.0
・F4
・フォーミュラ・ルノーNEC / WEC
・フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ
・ユーロF3
・GP3
・ワールドシリーズbyルノー
・GP2
プログラム自体はチームが2010年F1に参戦したときからスタートしていて、2013年までに6名のアカデミー・ドライバーが誕生している。
■アレキサンダー・ロッシ(アメリカ)
ケータハム・F1・チームのリザーブ・ドライバー、ケータハム・レーシングからGP2、ケータハム・モータースポーツからル・マン2013 LMP2に参戦。
■セルジオ・カナマサス(スペイン)
ケータハム・F1・チームの育成ドライバーで、ケータハム・レーシングからGP2に参戦。
■マット・パリィ(イギリス)
フォーテック・モータースポーツからフォーミュラ・ルノーNECに参戦
■オーレリアン・パニス(フランス)
RC・フォーミュラからフォーミュラ・ルノー2.0 ユーロカップに参戦。元F1ドライバーで、現在はシャール・ピックのサポートをするオリビエ・パニスの息子。
■ウェイロン・タン(マレーシア)
フォーテック・モータースポーツからプロタイヤ・フォーミュラ・ルノー・BARCに参戦。
■ダイム・ヒシャムディン(シンガポール)
ヨーロピアンKF3、ロータックス・ジュニア・アジア・チャンピオンシップに参戦
Photo by Caterham F1 Team
【翻訳:STINGER】