タイヤ・テスト、フェラーリは合法、メルセデスは国際法廷へ
メルセデスについてはFIAの国際法廷で決着へ。
FIA(国際自動車連盟)は5日(水)、スクーデリア・フェラーリとメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームがそれぞれバルセロナでおこなったテストにて、フェラーリは合法、メルセデスはレギュレーション違反に該当する可能性があるため、国際法廷に持ち込むことを明らかにした。
FIAが発表した声明によると、FIAは各テストについて両チームに質問し、情報の提出を求め、それを精査した結果、FIAの会長(ジャン・トッド)は、それぞれの次のように判断した。
2013年4月23〜24日に、バルセロナでおこなわれたピレリが主催したタイヤ・テストは、2011年型マシンを使用しておこなったものであるため、FIAのルールに反しているとは考えられず、スクーデリア・フェラーリに関するケースは打ち切りとなる。
2013年5月15〜17日に、バルセロナでおこなわれたピレリとメルセデスAMGペトロナスF1がおこなったタイヤ・テストにつては、質問の結果、FIAのルールを違反している可能性があるため、FIA国際法廷に持ち込む。
FIA国際法廷は、FIA司法、規律に従って判決を下すように求められる。
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