関口、苦難の予選!!
予選19番手からのスタートに甘んじた関口。マスターズF3のレベルの高さがいみじくも証明されている。
スーパーGTのGT500に本山哲とのコンビで参戦している関口雄飛は、F3復帰緒戦、オランダのサザンドボールド・サーキットで行なわれるRTL-GPマスターズ・オフF3戦の予選で19番手グリッドからのスタートすることになった。
マスターズF3は、1991年の初大会以来ウィナーからF1ドライバーを送り出すレベルの高さで知られる。1年半ぶりのF3となった関口雄飛は、初めてのコースというハンディで、フリー走行の40分×2回の後に20分×2回の予選というスケジュールもあって苦戦を強いられた。
フリー走行1ではトップから2秒遅れの21番手だった関口は、徐々にコースに慣れてタイムを短縮して行ったが、19番手グリッドからスタートすることなった。
予選を終えた関口は、「予選1回目でトップとのタイム差は縮まりましたが、まだまだ納得できなかったです」と予選を振り返った。
「午後の2回目までにエンジニアと相談し、さらなるタイムアップを狙いました。2回目の予選では、タイムアップするドライバーが少ない中、区間タイムの自己ベストを更新できたことは良かったですが、他の選手に引っ掛かり、1周のタイムをまとめることができない悲しい結果でした。決勝では、気持ちを切り換えて、11月のマカオに向けて、F3を攻略していきたいと思います」。
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