ハウグ、「マメルセデスは撤退しない」
FIAが独断で決定したチームの年間予算案の内容に異論を唱え、F1からの撤退を表明するチームが増える中、メルセデス・ベンツはF1撤退派には加わらないと、メルセデスのモータースポーツ部門責任者のノルベルト・ハウグはコメント。
「どのチームも2つのレギュレーションがF1に存在してはいけないと考えるだろう。我々は、FIAとチームがお互いに妥協できる解決策を見つけたいと考えている。そのことは可能だと思っている」。
※F1参戦チームの年間予算案(バジェット・キャップ)
FIAが2010年から導入しようとしている年間予算案は、基本的に4000万ポンド(59億円)を上限とするもの。予算がそれを上回っても問題はないが、限度内に予算を抑えると、現在は制限されている一部の制限が解除され、レースを
有利に戦えることとなる。このように、2つのレギュレーションがF1に存在することに反対しているスクーデリア・フェラーリ、BMWザウバー・F1・チーム、レッドブル・レーシング、パナソニック・トヨタ・レーシングは撤退も辞さない構え。