ザウバー、ロシアの支援打ち切りを否定
チームはロシアとの関係が良好であることを強調。
ザウバー・F1・チームは、ロシアからの支援が打ち切りになるという報道を否定した。
報道では、ザウバーが先月15日(月)に発表したロシアの3スポンサーの1つで、2014年のレギュラー・ドライバーとしてチームが育成することを発表したセルゲイ・シロトキンの父、オレグ・シロトキンが代表を務めるナショナル・インスティテュート・オブ・アビエーション・テクノロジーズ(NIAT)の社内で、ザウバーへ4億ユーロ(約520億円)もの資金提供を渋る反対票が大多数を占めているため、最悪の場合は契約が実現せず、財政難に苦しむチームが破産する可能があると報じられていた。
これに対してザウバーは13日(火)、これを否定する声明をチームの公式サイトで発表した。
「特定のメディアによって広められた誤ったレポートやうわさにより、われわれは次の声明を発表することを強いられてしまった」。
「ロシアのパートナーとのコラボレーションは上手く行っており、セルゲイ・シロトキンのチームとの関係についても、長期休暇が終わる来週にも発表する予定だ」。
「また、契約に従い、すでにわれわれに対して最初の支払いは済んでいる。NIATとの契約は技術提携であり、初めから財政支援の目的のものではなかった」。
「一部のメディアが誤った情報やうわさを報じてしまうことに驚いている」。
Photo by Sauber Motorsport AG
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