レッドブル、新型ディフューザー搭載へ
レッドブル・レーシングは、モナコGPから新型ディフューザーを搭載することを、ドライバーのセバスチャン・フェッテルが明らかに。
投入はモナコGPからとなるが、フェッテルは、公道サーキットのモナコGPよりも、一般的なサーキットで新型ディフューザーが真価を発揮すると予想。
レッドブルのマシンデザインを担当するエイドリアン・ニューイは、RB5(レッドブルのマシン)はプルロッド・リアサスペンションを採用しているため、新型ディフューザーを投入すれば、かなりの効果があることは間違いないものの、スペースの関係で、搭載は難しいチャレンジになると語っていた。
※プルロッド・リアサスペンションは、他のチームが採用するプッシュロッド・リアサスペンションよりも軽量で重心が低くなる。そのため、マシンハンドリングが向上するが、プッシュロッドよりも低い位置に設置されているため、その下に新型ディフューザーを取り付けるスペースを確保することが難しい。
※ディフューザーとは、マシンの下面後端部に取り付ける整流板のこと。