フェッテル、自身が関わる市販車の除幕式に参加
初めてプロジェクトの最初から参加した「Q30コンセプト」を公開。
2年に1度開催される世界最大のモーターショー、フランクフルト・モーターショーがドイツのフランクフルトで開催され、10日(火)、インフィニティ・レッドブル・レーシングのセバスチャン・フェッテルが、チームのタイトル・スポンサーで自身もパフォーマンス・ディレクターを務めるインフィニティのブースに登場した。
フェッテルが登場したのは、インフィニティ初のコンパクトカー「Q30コンセプト」のステージで、フェッテルは、パフォーマンス・ディレクターして「Q30コンセプト」のプロジェクトに今年の5月から関わってきた。
インフィニティとの関係は2011年にスタートし、フェッテルすでに「インフィニティ FX フェッテル・エディション」や「インフィニティQ50」の開発に携わり、市販車の開発で大きな役割を果てしていたが、「Q30コンセプト」は自身が最初から関わっていたはじめてのプロジェクトだ。
フェッテルはインフィニティ・テクノロジー・センターでおこなわれた開発会議にも出席し、今年の後半、日本でおこなわれるこのプロトタイプのシェイクダウン・テストにも参加する。テストに参加するときは、欧州インフィニティ・デザイン・センターでデザインされた特別ヘルメットを使用する。
◆セバスチャン・フェッテル
「インフィニティのすばらしい新車で、今日のプレゼンテーションに参加できて光栄だよ。今日の目玉はそのデザインお披露目だけど、僕がお手伝いできるところはハンドリングとパフォーマンスに関する部分で、もうすぐ試乗するのがすごく楽しみだよ」。
なお、市販バージョンの「Q30」の生産は、2015年にスタートする予定だ。
インフィニティ社長のヨハン・ダ・ネイシンからインフィニティ謹製のヘルメットを受け取る。
「Q30コンセプト」のテストに参加するときは、欧州インフィニティ・デザイン・センターでデザインされたこの特別ヘルメットを使用する。
「Q30コンセプト」
Photo by Infiniti