ウェバーを”拾った”アロンソに懲戒処分?!
ウェバーを拾って帰ったら懲戒処分に?!
22日(日)に行なわれたシンガポールGPの決勝終了後、FIA(国際自動車連盟)のスチュワードは、インフィニティ・レッドブル・レーシングのマーク・ウェバーとスクーデリア・フェラーリのフェルナンド・アロンソに戒告処分(厳重注意)を下した。
レース後、アロンソは、リタイアしてコース脇にいたウェバーを拾い、自身のマシンのサイドポッドに乗せて車両保管所に戻った。その行為が、スポーティング・レギュレーションの30.13に抵触する危険な走行だったとするもの。
FIAは、「この行為の結果、2台のマシンがアロンソのマシンを避けて走らなければならなかった」と説明した。
一方、拾われたウェバーは、アロンソのマシンに乗るため、スチュワードの許可なくコースに出たため、メルセデスAMGの2台がそれを避けなければならなかったことが、スポーティング・レギュレーション30.9 (b)に抵触したとして、アロンソとは別の処分が下された。
この結果、”戒告処分”が3回目となったウェバーは、次戦の韓国GPで10グリッド降格処分が下された。アロンソのレース結果に影響はない。
今回は、2011年のドイツGPとは逆のパターンだ。
Photo by
FOTO STUDIO COLOMBO(アロンソのマシン)
Getty Images(ウェバーのマシン)
FOTO STUDIO COLOMBO(アロンソのマシン)
Getty Images(ウェバーのマシン)
[STINGER]