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フルケンベルグ、マクラーレン入りの可能性も?

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レギュレーションの変更で、長身のドライバーはこれまで以上にいろいろな面で不利になる?

キミ・ライコネンが来季からスクーデリア・フェラーリへ移籍することが決定し、その後任として来季のロータス・F1・チームのドライバーの候補に名前が挙がっているニコ・フルケンベルグだが、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーとしても名前が挙がっているようだ。

これは、イギリスでF1を放送するスカイスポーツが報じたもの。同局は、もしもセルジオ・ペレスが来季マクラーレンに残らない場合の候補として、フルケンベルグの名前が挙がっていると報じた。

ただし、これはマクラーレンからの情報ではなく、さらにF1ドライバーの中でも1、2を争う長身のフルケンベルグは、来季のレギュレーション変更でその長身が足かせになるかもしれないとも報じた。

来季からエンジン規約の変更によってマシンの総重量が底上げになるが、エンジンは新設計のV6ターボエンジンに、KERS(運動エネルギー回生装置)はそのパワーを約10倍にしたERS(エネルギー回生装置)になり、それに関連する冷却装置を搭載することで、底上げされた重量のほとんどが相殺されるうえ、ドライバー自身もマシン総重量に含まれている。

ドライバー込みで総重量を下回る場合、マシンバランスを安定させるためのバラスト(おもり)を総重量の上限までマシン全体に効率よく配置でき、現行のマシンは通常、長身=体重が重たいフルケンベルグのようなドライバーでもバラストが使えるように余裕をもって設計されているが、新しいレギュレーションに変わる来季は必ずしもそうならない可能性もあり、長身のドライバーが使用できるバラストは、ほかのドライバーよりも少なくなってしまうかもしれない。そうなってくるとドライバー選びの面でもマシンのセッティングの面でも、長身が不利に働いてしまうかもしれない。

Photo by WRI2
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