マリア・デ・ヴィロタが死去
マルーシア・F1・チームのテスト・ドライバーだったマリア・デ・ヴィロタ(スペイン出身)が亡くなったことが明らかになった。享年33歳。
デ・ヴィロタは、2012年にマルーシアのマシンの初テスト中に片目を失うほどの大事故に遭ったが、その後はFIA(国際自動車連盟)のモータースポーツにおける女性のための大使として活動を続けていた。
この訃報を聞いたマルーシアは、次のようにコメントした。
「マリア・デ・ヴィロタが亡くなったと言う知らせを少し前に聞き、非常に残念です。われわれの想いと祈りは、マリアの家族と友人とともにあります」。
また、11日(金)におこなわれた日本GPのフリー走行2を終えたばかりの同郷のスクーデリア・フェラーリのフェルナンド・アロンソは、次のように現在の心境を語った。
「今は亡くなったマリア・マリア・デ・ヴィロタのことを話すのは難しいよ。彼女が亡くなったことを聞いたのはまだヘルメットを脱いだばかりのときで、今はまだ信じられないし、立ち止まってゆっくり考える必要があるから。マリアはみんなに愛されたし、もちろんモータースポーツ界にとってすごく悲しいニュースだよ。今、僕らには、彼女とその家族に祈ることしかできない」。
Photo by Jiří Křenek