フェッテル&ウェバー、チャリティーにヘルメットを出品
母国初優勝を達成したときに使用していたヘルメットを出品。
インフィニティ・レッドブル・レーシングは、セバスチャン・フェッテルと今シーズン限りでF1を引退したマーク・ウェバーが使用したサイン入りアイテムをイギリス-オックスフォードでおこなわれるオークションに出品する。
今回の出品は、チームの母体、レッドブルが主催する「Wings for Life」という損傷した脊髄を修復する研究をサポートするチャリティの一環で、「Wings for Life」は、レッドブルのマシンを寄付したファンの顔写真で埋め尽くすイベントなども手がけたことで知られている。出品するオークションは、1793年に設立された世界最古で最大級のオークションの一つ、ボナムス・オークションとなっている。
出品するサイン入りアイテムは、フェッテルは今年初めて母国優勝を果たしたドイツGPで使用したヘルメットを、ウェバーは3位フィニッシュしたイタリアGPと5位フィニッシュしたベルギーGPで使用したヘルメット計2点と、今シーズ使用したレーシング・スーツの計4点。
各商品は12月9日(月)に出品され、オークションへの入札は、インターネット、電話、または会場で直接入札が可能となっている。
それぞれの出品商品のページは次の通り。
オークションの売り上げは全額、「Wings for Life 」に寄付され、損傷した脊髄を修復する研究資金に充てられる。
デビッド・クルサードとともに「Wings for Life」の大使を務めるフェッテルは、今回のチャリティーについて次のようにコメントした。
◆セバスチャン・フェッテル
「これは今シーズンのデザインの中でお気に入りの一つで、僕にとって特別なレースの一つだったことは言うまでもないね。初めてホームで勝てたレースだったからね。僕にとってあのレースにはいろんな意味があったし、”Wings for Life”もそうだね。だから、サイン入りのヘルメットをオークションのために寄付できて光栄だよ。これが脊髄の研究プログラムに不可欠な資金をたくさん集めてくれたらいいね」。
ベルギーGPでウェバーが使用したヘルメット。
イタリアGPでウェバーが使用したヘルメット。
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Photo by Getty Images