シューマッハが意識不明の重態?!
29日にスキー場でアクシデントに遭ったミハエル・シューマッハが意識不明の重態であることが明らかになった。
シューマッハは29日(日)、フランスのアルプス山脈にあるスキーリゾート地として知られるメリベルでスキー中、午前11時ごろに転倒し、岩に頭をぶつけてしまった。ヘリコプターで近くの病院に搬送されたシューマッハは事故時にヘルメットを着用していたため、病院へ搬送中も意識もあり、深刻な状態ではないとされていたが、その後、さらなる検査のために、より環境のよいグルノーブル大学病院に移っていた。
グルノーブル大学病院が発表した声明によると、搬送されたシューマッハは頭部の外傷が重度であったためにこん睡状態にあり、至急、脳神経外科手術を施す必要があったとしている。
このニュースを聞いたF1ドライバーを含む多数の関係者たちはツイッターでシューマッハの無事を祈るツイートを投稿し、F1公式サイトは、30日(月)にも正式な声明が出されると見ている。
また、[STINGER]の情報網による、ヨーロッパのジャーナリストの反応の中には、F1時代からのマネージャーが情報を出し渋っているために混乱している、というものもある。情報を出さないのは、クリティカルコンディション(危険な状態)のため、という観方もあるが、事態を見守っているためであることも考えられる。
Photo by Jiří Křenek