シューマッハ、危機を脱出か?
ミハエル・シューマッハが危険な状態を脱したことを、シューマッハの友人で元F1ドライバーのフィリップ・ストレイフが明らかにした。
これは、ストレイフがシューマッハと親しいジェラード・サイヤン医師から聞き、それをイギリスでF1を放送しているスカイスポーツのインタビューで語ったもの。
ストレイフはインタビューで、「僕は医者ではない。ジェラード・サイヤンから聞いたことをそのまま話す。まだ重態ではあるものの、ありがたいことにマイケルはもう危険な状態にないと話してくれた」とコメントした。
シューマッハは先月29日(日)に起きたスキー事故で、フランスのグルノーブル大学病院に現在も入院中で、治療のために人為的にこん睡状態を保たれている。
フィリップ・ストレイフは、1984年〜1988年までティレル、AGSなどを駆ってF1に参戦していた元F1ドライバー。1989年の開幕直前テストでクラッシュして脊髄を損傷、クルマ椅子生活を余儀なくされているが、積極的な活動をしていることで知られる。
Photo by Jiří Křenek