F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

1.バトン+マクラーレン（MP4-29）/ 1:24.165 / 43周

2.ライコネン+フェラーリ（F14 T）/ 1:24.812 / 47周

3.ボッタス+ウィリアムズ（FW36）/ 1:25.344; 35周

4.ロズベルグ+メルセデス（F1 W05）/ 1:25.588 / 97周

5.ペレス+F.インディア（VJM07）/ 1:28.376 / 37周

6.グティエレス+ザウバー（C33）/ 1:33.270 / 53周

7.エリクソン+ケータハム（CT05）/ 1:37.975 / 11周

8.フェッテル+レッドブル（RB10）/ 1:38.320 / 8周

9.クビアト+トロロッソ（STR9））/ タイムなし / – 周

次回の担当ドライバー：ジャン-エリック･ヴェルニュ

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■ザウバー･F1･チーム

サーキット：ヘレス･サーキット / 4.428 km
ドライバー：エステバン･グティエレス
天候：軽い雨、曇り、
気温：10-17℃ / 路面温度：10-20℃
シャシー / エンジン：C33-01 / フェラーリ
周回数：53周 / 234.684km
ファステスト･ラップ：1:33.270

◆エステバン･グティエレス
「今日はたくさん走りこめたし、それはすごくポジティブだよ。状況を考えれば、これだけ走れたことはかなり大きいよ。システムにいくつか問題が見つかって、それに取り掛かることがプロセスの1部だった。現段階では明らかにプッシュできる状態じゃないね。僕ら優先順位としては、限界を攻めるより、まずは信頼性。ブレーキシステムにいくつか問題があったから、もっといいかたちでブレーキング･ゾーンに入れるように、システムがどう反応するか理解して、走り込んでそれを解決するよ」。

次回の担当ドライバー：エイドリアン･スーティル

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■メルセデスAMG･ペトロナス･フォーミュラ･ワン･チーム

日付：1月29日
トラック：ヘレス･サーキット
ドライバー：ニコ･ロズベルグ
周回数：97周
ベストタイム：1:25.588
走行距離：429.516km
トラックの長さ：4.428 km
天気：曇り、雨（午前）/ 晴れ、穏やか（午後）
気温：10℃ 

◆ニコ･ロズベルグ
「今日のチームの努力はすばらしかったよ。夜通しで問題を解決したんだ。ファクトリーのみんなは夜通しで作業に当たってくれて、パーツが朝に間に合うように発送してくれたから、今日はたくさん走り込むことができたし、それは僕らの（マシンの）学習過程にとってすばらしいことだったよ。シルバーアロー（メルセデスのマシン）でなかなかの距離を走りこめたのはすばらしい気分だし、ここには新しいことがたくさんあるんだ。これまでのマシンとは大きく変わってるよ。重くなってるし、ダウンフォースも少なくて、ステアリング･ホィールもまったく違う。まるでスマートフォンみたいで、そこに全部の情報が載ってるんだ！ 新しいシステムに慣れるために1周1周が重要で、それには取り組んできたシミュレーターでの経験が助けになってるよ。ライバルたちと比べてまだ僕らの位置がどこなのか分からないけど、このスペインで2日テストを終えてみて、僕らはすごく満足してる。金曜日にまたマシンに乗るのが楽しみだよ」。

次回の担当ドライバー：ルイス･ハミルトン

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■サハラ･フォース･インディア･フォーミュラ ワン･チーム

初日のデータ
シャシー： VJM07-01
周回数：37周
走行距離：164 km
ファステスト･ラップ：1:28.376
順位：5位

◆セルジオ･ペレス
「今日は昨日よりももっと生産的な一日で、マシンを理解する点で前進できたよ。複雑なシステムをすべて理解するにはまだ先は長いけど、ニコ（･フルケンベルグ）とダニエル（･ジュンカデラ）で担当する次の2日間は、バーレーンに到着する前に僕らに必要なデータを採ってもらうことが重要だよ。そこで初めて、上手くいけばパフォーマンスを発揮させることができるよ」。

次回の担当ドライバー：ニコ･フルケンベルグ

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■マクラーレン･メルセデス
日付：1月29日（水）
ドライバー：ジェンソン･バトン
ロケーション：ヘレス･サーキット
全長：4.428km
周回数：43
走行距離：190 km
ベスト･ラップタイム：1:24.165

◆ジェンソン･バトン
「（昨日は走れなかったため）実質の僕らの初日だったけど、マシン、エンジンとターボの挙動を上手く把握することができたよ。トリッキーで僕らが慣れ親しんできたマシンとはかなり違ってるけど、楽しんで走ることができたよ」。

「もちろん、まだ始まったばかりだし、やることもたくさん残ってる。ブレーキとトラクションの両方に取り掛かる必要があるね。ただ、かなりのポテンシャルがあるから、それらのパラメーターを調節するのは僕にとってはエキサイティングな作業だよ。新しいブレーキシステムはだいぶ難しくなったね。しっかり使っていくのはタフだよ」。

「だけど、それらはすべて、僕らが取り掛かる必要があることだからね。僕にとってマシンに不安なところはないし、セットアップで見るべきところもたくさんある。それには時間がかかるね」。

「この冬の僕らの主な目標は、いいベースラインのために、信頼性の高いマシンを作ることだったんだ。マシンはこの数ヶ月で大きく改善するはずで、それには堅実なマシンを組み上げることが重要だからね。僕らにはそれがありそうだよ」。

次回の担当ドライバー：午前中はバトン、午後はケヴィン･マグヌッセンが担当。

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■スクーデリア･フェラーリ

サーキット： ヘレス･サーキット – 4.428 km
ドライバー：キミ･ライコネン
マシン：フェラーリ F14 T
天候：気温 9/14℃、 路面温度：10/15℃ 午前中は小雨、午後は晴れと曇り
周回数/走行距離：47周/208km
ベストタイム： 1:24.812

◆キミ･ライコネン
「トラックに出て行くたびに、何か新しいことを学べたよ。今週はタイムは大して重要じゃないし、大事なことは問題なく走行距離を稼ぐことで、この2日間で僕らは運よくそれができた。チームはハードワークをこなしてくれてるし、次のバーレーンでのテストでも改善を続けていくよ」。

次回の担当ドライバー：フェルナンド･アロンソ

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■ウィリアムズ･F1･チーム
ドライバー：バルテリ･ボッタス
シャシー / エンジン：FW36-01 / メルセデス-ベンツ PU106A ハイブリッド
ロケーション：ヘレス･サーキット 4.428km
目標： 新しいコンポーネント、システム、信頼性のチェック
天候：朝は雨、午後は晴れているが寒い
最高気温＆路面温度：16℃ / 17℃

◆バルテリ･ボッタス
「今回のテストではパフォーマンスの追求よりも、問題が予測されるすべての新しいシステムをチェックすることだけど、僕らは一つ一つ解決できたよ。今日の午前中、ウェットの中でいくつかの走行を完了できたし、インターミディエイト･タイヤ（ドライとレインの中間のタイヤ）のデータを集められて、ドライになった午後にはもっと周回数を重ねられて、マシンの第一印象はポジティブなものだったよ。残念ながら、僕らはテストを少し早めに切り上げないといけなかったんだ。マシンのリヤに何か異変を感じて、チームにすぐに戻ってチェックすると言われてね。僕らは昨日よりもだいぶ上手くやれたし、すでにマシンを上手く把握できてるから、次にマシンに乗るのが楽しみだよ」。

次回の担当ドライバー：フェリペ･マッサ

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■ケータハム･F1･チーム

ヘレス, スペイン – 2014年1月29日
ドライバー：マーカス･エリクソン
シャシー：CT05-#01
周回数：11周

◆マーカス･エリクソン
「今日は11周して、新しいマシンでいくつかフル走行をしてプログラムをスタートさせることができたよ。もちろんもっと走る時間がほしかったけど、問題を解決してたから今日の走行時間が限られちゃったことは分かってるし、僕にとってはたいしてガッカリするほどのことじゃないよ」。

「マシンの内外でチームと一緒に過ごしてみて、居心地がよくなってきたよ。みんな協力的で、僕のエンジニアともいい関係を築けてきてるし、僕らもどのチームもテクニカルな問題を抱えてるにしても、僕はすでにこの数日でたくさんのことを吸収できたよ。（チームの）今の目標は明日と金曜日にもう少し周回数を重ねることだよ。それから、僕が次に走ることになるバーレーンでの2回目と3回目のテストに向かう前に、もっとシミュレーターでの作業をこなすためファクトリーに戻るよ」。

次回の担当ドライバー（予定）：ロビン･フラインス