ルノー・スポール、レッドブルとロータスに謝罪
2台ともオルタネーターの故障が原因でマシンがストップ(写真は2012年型F1ルノー・エンジン)。
レッドブル・レーシングとロータス・F1・チームにエンジンを供給するルノー ・スポール・F1は、先週末におこなわれたヨーロッパGPの決勝で、両チームのマシンにオルタネーターのトラブルが発生し、優勝のチャンスを逃したことに対して両チームに謝罪した。
両チームのマシンに起きたトラブルについて、ルノー・スポールのトラック・オペレーション主任のレミ・タフィンは、次のように語った。
「われわれは、セバスチャンとロメインのマシンに起こったことに対してレッドブルとロータスに謝罪しなければならない」。
「今の段階では、2つのトラブルは違う原因により起こったようだが、2台のマシンのオルタネーターに問題が発生した。セバスチャンのほうはオーバーヒートによりエンジンがストップし、ロメインはオルタネーターの故障でエンジンへの電力供給が止まってしまった。本部にユニットが戻って来てから原因を徹底的に調べ、問題が起きてしまった両チームや、それ以外のパートナーたちにこのような問題が再発しないようにしなければならない」。
「それから、ヘイキ(・コバライネン/ケータハム・F1・チーム)のマシンに起きたKERS(運動エネルギー回生装置)の問題についても調べる必要がある。(次戦)シルバーストンまでに片付けなければならないことがたくさんあるが、われわれのファクトリーには、強力なチーム、リソースがある」。