リカルド、「すべてのサポートに感謝」
「思い出自体を奪うことはできない」とリカルド。
16日(日)に母国GPのオーストラリアGPで2位になりながら、マシンのレギュレーション違反で失格となってしまったインフィニティ・レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、失格処分となった翌日の17日(月)に、自身の公式ツイッターアカウントでその心境を語った。
「複雑な心境だけど、すばらしい週末だったし、僕からその思い出を奪うことはできない。すべてのサポートに感謝します!」
リカルドが駆る「RB10」は、オーストラリアGP決勝でFIA(国際自動車連盟)が指定していない独自の燃料流量センサーを使用したうえ、レギュレーションにある最大燃料流量を上回っていたため、レース結果を剥奪されてしまった。
レッドブルは、FIA標準の燃料流量センサーの品質に問題があると感じ、代わりに独自のセンサーを使用したが、FIA標準センサーを開発するギル・センサーは、18日(火)に同社のホームページでオーストラリアGPを含め、その信頼性にFIAからお墨付きをもらったことを発表するなど、両陣営の主張は真っ向から対立している。
レッドブルはこの裁定に対し、上訴するつもりであることを発表している。
Photo by INFINITI Red Bull RACING / Getty Images