シューマッハに回復の兆し
私たちの想いと祈りはミハエルとともにある(写真はミハエル・シューマッハ・ターンと名を変えたBICのT1のバリア)
昨年12月のスキー事故から昏睡状態が続いているミハエル・シューマッハに、回復の兆候が見えたことをシューマッハのマネジメントが4日(金)に発表した。
公式声明の中で、シューマッハのマネージャーを務めるサビーネ・ケームは、シューマッハの状況について次のように説明した。
「マイケルは前進しています。彼は意識を取り戻すこと、それから目を覚ますための兆候を見せています。彼が長く難しい戦いをしているあいだ、私たちはグルノーブル病院の医師団と一緒に彼のそばにいて、自信を失っていませんでした」。
「私たちは、彼を想い続けてくれているすべての人々に感謝します。同時に、私たちが詳細を明かさないという考えを再度ご理解願います。これはマイケルと彼の家族のプライバシーを守るため、また、医療チームが完全に仕事に集中するために必要なことなのです」。
シューマッハは昨年12月29日(日)に起きたスキー事故で、フランスのグルノーブル大学病院に現在も入院中で、治療のために人為的にこん睡状態を保たれている。
また、今週末で10周年を迎えるバーレーンGPの舞台、バーレーン・インターナショナル・サーキットは、ターン1の名称を、2004年に初開催されたバーレーンGPでポールtoウィンを決め、ファステスト・ラップも記録したシューマッハに敬意を表し、今年からミハエル・シューマッハ・ターンに変更した。
ターン1のバリアーには、Our thoughts and prayers are with you Michael(私たちの想いと祈りはミハエルとともにある)と書かれている。
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team