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スーパーフォーミュラ開幕戦、大逆転レース!!

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予選7番手から素晴らしいレースを展開したロイック・デュバル。手前の平川も4位に食い込み、チーム・ルマンのレースペースのクォリティが証明された。

チーム・ルマンのロイック・デュバル(フランス)が、予選7番手から大逆転のレースを見せた。

三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行なわれた2014スーパーフォーミュラ開幕戦は、トムス勢のアンドレ・ロッテラーと中嶋一貴がフロントローを占め、スタートで中嶋一貴が飛び出すと、A.ロッテラーを引き連れて1-2を形成してレースが進んだ。

しかし、中盤で、日本のレースに返り咲いたインド人のナレイン・カーティケヤンがS字区間のコース上でストップ。セフティカーが導入されたタイミングでレースが大きく動いた。

トップの中嶋一貴は、セフティカー導入を示すSCボードが見えず、ピットインできなかった。2位のA.ロッテラーは、セフティカーのタイミングでの常道である即刻ピットを実行、他の多くのドライバーも、即座にピットイン。

これで中嶋一貴とJ.P.DE.オリベイラだけがタイヤ交換をしていない状況で再スタートとなり、中嶋一貴の手から勝利が逃げた。

これで、A.ロッテラーが圧勝するかに見えたが、A.ロッテラーのペースが伸びない。中嶋一貴がピットインに入ってくると思ったチームは、中嶋一貴ではなくA.ロッテラーが入ってきたことで混乱したか、”左右のタイヤを組み間違えたのではないか。そのために特にブレーキングでグリップがなかった。残念だけれどこれがレースだよ”(A.ロッテラー)。

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チーム・ルマンのガレージ。ゼッケン8は平川車。

一方、非常に安定したペースでレースを進めていたロイック・デュバルがトップでチェッカーを受け、2位には、ジェイムス・ロシター、3位には石浦宏明が入った。

上位はトヨタ・エンジンが占め、ホンダ勢最上位は、今回、日本デビューを飾った元F1ドライバーのイタリアン、ヴィタントニオ・リウィッツィの8位だった。

次の舞台は、富士スピードウェイ。長いストレートで追い越しもあるコースで、2レース制。予選も重要になる激戦必至のレースになりそうだ。第2戦の5月17日18日が待ち遠しい!!

photo by [STINGER]
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