グロジャン、往年のマシンを走らせる

往年のターボ付きマシンを走らせたグロジャン。
ロータス・F1・チームのグロジャンは15日(木)、イギリスGPの舞台として知られるシルバーストン・サーキットでルノーの歴代マシンを走らせた。
これは、今年で50回目の開催となる同サーキットでのイギリスGPに、25年ぶりにターボエンジンが返ってくることを記念したイベントの一環としておこなわれたもので、今回は7月のイギリスGPに備えて、ルノーのマシンを使った撮影がおこなわれた。イギリスGPにも往年のルノーのターボチャージャー搭載マシンが持ち込まれる予定となっている。
グロジャンのほかにも、元F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒル、元F1ドライバーのデレック・ワーウィックも参加した。
1977年、F1に初めてターボー・チャージャーを持ち込んだのがルノーで、デビュー戦は今回の撮影がおこなわれたシルバーストン・サーキットだった。
今回、用意されたマシンは、1977年にF1で初めてターボ・チャージャーを搭載した「ルノー RS01」、アラン・プロストが1983年のイギリスGPを制した「ルノー RE40」、1986年に今年で没後20周年を迎えたアイルトン・セナが駆った「ロータス 98 T」、1992年にナイジェル・マンセルがイギリスGPを制した「ウィリアムズ FW14B」、1996年にデイモン・ヒルが同じくイギリスGPを制した「ウィリアムズ FW18」が展示され、グロジャンは「ルノー RE40」を走らせた。
Photos by Renault Sport SAS / Jakob Ebrey
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