アロンソ、ル・マンのスターターに
親友のウェバーとの再会や、F1と同じく今年から新技術が投入されたマシンに興味を示すアロンソ。
スクーデリア・フェラーリのフェルナンド・アロンソは、6月15日(日)〜16日(月)にフランス-ル・マンでおこなわれるWEC(世界耐久選手権)第3戦 第82回 ル・マン24時間耐久レースのゲスト・スターターを務めることが26日(月)に発表された。
ル・マン24時間耐久レースを運営する西部自動車クラブからゲスト・スターターに指名されたアロンソは、同シリーズに対する想いをフェラーリ公式サイトに対して次のように語った。
「ル・マンはモータースポーツの歴史を確立した数少ないレースのひとつだし、このレースのスターターに選ばれてすごく嬉しいよ」。
「(F1と同じく、今年たくさんの要素が追加されたル・マンのマシンに関して)この手のマシンの詳細をチェックしたいね。F1はハイブリッド時代に突入してて、僕は、このシリーズ(WEC)のマシンを機能させる方法とテクノロジーをもっと知りたいんだ」。
また、アロンソは、昨年限りでF1を引退し、今年はポルシェからWECに参戦中のマーク・ウェバーともル・マンで再開することになる。
「もちろん、僕のグレートな友達、マーク・ウェバーに会えるのもナイスだね。F1は彼がいなくて寂しく思ってるし、彼が耐久レースをどう闘ってるのか知りたいね」。
フェラーリは、WECにAFコルセとして参戦していて、同チームは、昨年、ケータハム・F1・チームの小林可夢偉が所属していたチームとしても知られている。
今年も引き続き、元スクーデリア・フェラーリのドライバーとしてF1でも活躍したジャンカルロ・フィジケラ、昨年、可夢偉チームメイトだったトニ・ヴィランダーらが同チームからル・マンに参戦する。アロンソは、フェラーリ・ファミリーの彼らの応援にも駆けつける。
Photo by Ferrari S.p.A / FOTO STUDIO COLOMBO