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ペレスとチルトンに次戦グリッド降格ペナルティ

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ペレスは5グリッド、チルトンは3グリッド降格。

8日(日)におこなわれたカナダGP決勝の最初と最後に事故を引き起こしたマルーシア・F1・チームのマックス・チルトンとサハラ・フォース・インディア・フォーミュラ ワン・チームのセルジオ・ペレスに、次戦のオーストリアGP(6月22日 決勝)でそれぞれグリッド降格ペナルティが下された。

レース1周目に、チームメイトのジュール・ビアンキとともにターン3にサイドbyサイドで進入したチルトンは、その出口でマシンのリヤを失い、スライドしたまま左にいたビアンキのマシンに接触、ビアンキはターン4の壁に激しくクラッシュすることに。これにより、マルーシアの2台はリタイアし、チルトンには3グリッド降格のペナルティーが与えられた。チルトンはデビューからの25戦を全戦完走してきたが、今回でその記録はストップしてしまった。

一方、ペレスとウィリアムズ・マルティーニ・レーシングのフェリペ・マッサは、チェッカーまで残すところあと1周となった69周目に4位争いをしていたが、マッサのすぐ前を走っていたペレスがターン1の手前で突然ラインを変更したため、マッサはよけ切れずに2台は接触してしまい、2台とも壁に追突してしまった。2人は念のためメディカル・センターで検査を受けたが、運よくどちらも無事だった。

レース後、事件を調査したスチュワードは、ラインを変更したペレスに非があるとして、ペレスは次戦で5グリッド降格ペナルティを与えられた。

Photo by Sahara Force India
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