ル・マンのスターターを務めたアロンソ
デモランを披露してスターターを務めたアロンソ。
スクーデリア・フェラーリのフェルナンド・アロンソは14日(土)ル・マン24時間レース(以下、ル・マン24時間)のスターターを務めた。
フランス現地時間の正午にサーキットに到着したアロンソは、会場でル・マン24時間を運営するフランス西部自動車クラブのピエール・フィロン会長や、かつてスクーデリア・フェラーリの代表を務めていたFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長らと面会した。
そのあと、25万人もの観客の前にレーシング・スーツ姿で登場し、1970年のル・マン24時間に参戦したフェラーリ512 Sに乗り込んで、サーキットを1周するデモランを披露した。
今回のイベントに参加できたことをアロンソは、次のように語った。
「ここに来られてうれしいし、この本当に魅力的なスタイルのレースが特別なムードに結びついてるってことを感じられると思う。いつか参戦できたらナイスだね。時々、モンテゼモロ会長と話すんだ。僕らの最優先事項はF1でまた勝つことのままだし、ル・マンみたいな面白いカテゴリーは注目に値するレースだ、ってね」。
また、同じフェラーリ・ファミリーで、このレースに参戦するジャンカルロ・フィジケラらを応援するために、フェラーリのチーム、AFコルセのピットでも時間を過ごした。
昨年でF1を引退したマーク・ウェバーとの会話も楽しんだアロンソは、フランス現地時間の15時(日本時間の22時)にフラッグを振り、レースをスタートさせた。
Photos by Ferrari S.p.A